こんにちは。倉内です。
PythonはAI・機械学習だけでなく、Webサービスの開発やスマホアプリの開発など広く採用されており、「ITエンジニアがもっとも学びたい言語」(ITmedia掲載)では下位を大きく離して1位を獲得しています。
シンプルで基本文法を理解しやすいと言われているため、学んでみたいと思っている方も多いと思いますが、中にはプログラミング自体に初めて挑戦するという方もいらっしゃるでしょう。
ただどのように勉強したらよいのか、たくさんある学習教材の中からどれを選ぶといいのかなど、初心者の方にはなかなか難しいと思います。
そこで今回は、ゼロからPythonの基本を学ぶためのおすすめの勉強法や教材をまとめて紹介します!
初心者向けPython学習法5選
学習サイトで実際にプログラミングしながら学ぶ
無料~安価な料金で基本から応用までしっかり学ぶことができる学習サイトがたくさんあります。プログラミングの勉強にこれを利用しない手はありません。
インターネット環境があればブラウザでコードを書いて実行できるサイトも多く、初心者が挫折しがちな環境構築をせずにプログラミング学習をスタートできます。
こんな人に特におすすめ
- 学習コースを利用して基礎文法から体系立ててPythonを学びたい
- 知識をインプットするだけでなく同時にアウトプットもしたい
- PCを使って学習することで実務にも結びつけたい
おすすめ学習サイト
学習形式として、大きく分けると動画を見るタイプとスライドを読み進めるタイプがあります。どのような学習サイトがあるかは以下の記事も参考にしてみてください。
paizaラーニングは動画を見ながら課題を解くことで「分かったつもり」を防ぎ、身についたら次の内容に進むことができます。
初めてプログラミングを学ぶ方には全編無料の「Python体験編」、少しプログラミングについての知識がある方は「Python3入門編」がおすすめです。
また、初心者からプログラミング問題をある程度解けるまでのスキルを身につけられる講座も公開中です。ご自身の目標に合わせてぜひ活用してください。
独学の定番・書籍で学ぶ
独学といえば書籍という方も多いでしょう。近年急激に人気が高まったPythonは参考書も豊富です。
実際購入する際は口コミや評価を参考にするのもよいですが、実際に中身を少し見てみて(オンラインでも無料サンプルが参照できたりします)学習を楽しく続けられそうだな、自分に合ってそうだなと感じるものを選ぶとよいでしょう。
こんな人に特におすすめ
- 基本のインプットをしっかり時間をかけてやりたい
- 書き込んだりラインを引いたり紙ならではの勉強法が好き
- 学習サイトで理解が難しかった箇所を補強したい
おすすめ書籍
ほんの一部ですが初心者向けおすすめ本をいくつかご紹介します。
すでに学習の目的がハッキリしている方にはこういった書籍もあります。
初めてPythonを学ぶ際の1冊目としては少し難しいかもしれませんが、基礎を習得したあとなどにおすすめです。ご自身の目的に合わせて選んでみてください。
スマホアプリで隙間時間に学ぶ
移動時間やちょっと時間ができたときに手軽に学習できるのがスマホアプリの利点です。
エンジニアに就職・転職まで視野に入れている方は、スマホアプリの学習のみで実現するのは難しいですが、入門や基礎学習には有効かと思います。
こんな人に特におすすめ
- 忙しくてなかなかじっくり机に向かうことが難しい
- 隙間時間を有効活用してプログラミングを学びたい
- プログラミングに興味はあるけどまずはどんなものか試しに触れてみたい
おすすめ学習アプリ
【 Progate 】
App Store / Google Play
プログラミング学習サイトとして人気の高いProgate。アプリ版も公開しています。
Pythonはもちろん、他のプログラミング言語の講座もあります。PC版のコースがすべてアプリで受講可能というわけではありませんが、コードを書く部分は選択肢を選べばよいので、初めてプログラミングを学習する方にもおすすめです。
【 Schoo 】
App Store / Google Play
講義形式で学べるSchooは、プログラミング学習だけでなくビジネススキルや経済など多数のジャンルの生放送や動画が公開されています。
生放送ではプロフェッショナルに直接質問することもできます。
【 Sololearn 】
App Store / Google Play
「スマホ学習でもコードを書きたい!」という方におすすめなのがSololearnです。説明はすべて英語ですが、それほど難しくはありません。
無料でも十分な内容を受講することができ、コードを書くことを習慣化するための工夫もあります。何よりスマホだけで本格的なプログラミング学習をできるので、基礎だけでなく中級レベルにステップアップしたい方にも有用でしょう。
スクールで期限を決めて目標達成を目指す
学習サイトや書籍でも本格的な学習はできますが、「○カ月以内にエンジニア転職をする」といった期限や具体的な目標がある場合は、独学よりもスクールのほうがよいかもしれません。
ただし、ある程度の費用がかかりますのでしっかり計画を立ててから臨みましょう。
こんな人に特におすすめ
- 未経験からエンジニア転職を目指している
- 独学で挫折したことがありメンターが欲しい
- 強制的に学習する環境を作って真剣に取り組みたい
プログラミングスクール検索サイト
オンラインも含めるとプログラミングスクールは多数存在しています。自分の目的に合ったスクールを選ぶためには情報収集が欠かせません。
スクール検索サイトもいくつかありますので情報を比較してみるのもよいと思います。
たとえば、「Pythonを学びたい」といった目的検索だけでなく、近い内容や目的を達成できるスクールやコースを比較したり口コミ・評判を見たりすることもできます。
ちなみに弊社に実務未経験で入社したエンジニアのひとりはスクールに通ってエンジニア転職を実現させました。よければ以下の記事を参考にしてみてください。
勉強会で学びと仲間を得る
勉強会は現役エンジニアの方が参加するものというイメージを持っている方もいるかもしれませんが、初心者向けのものも開催されています。
最近はオフライン開催は難しいためオンラインでの勉強会が主流になっており、より気軽に参加できるようになりました。
スクールのように1対1のメンターという形ではないものの現役エンジニアに話を聞くことができる場合もあります。
こんな人に特におすすめ
- 近い目的やレベル感の勉強仲間が欲しい
- ひとりでの勉強に行き詰まっていて環境を変えてみたい
- プログラミングやIT転職に関する相談をしたい
IT勉強会検索サイト
ITの勉強会やセミナーを検索できるサイトを3つご紹介します。
Pythonは人気が高く、初心者が参加できるものもありますのでぜひ活用してみてください!
【 TECH PLAY 】
techplay.jp
IT系の勉強会を検索したいならまずは「TECH PLAY」がおすすめです。
「プログラミング体験会」や「もくもく会」はもちろん、より実践的な内容やキャリアに関するものまでさまざまな勉強会を見つけることができます。
「注目のイベントランキング」をはじめ最新技術や人気イベントのレポートなどその他のコンテンツも充実していて、勉強会が初めての方はこういった情報も参考にしてみるとよいでしょう。
【 connpass 】
connpass.com
エンジニアをつなぐIT勉強会支援プラットフォームというコンセプトの「connpass」。
横のつながりを増やしておくと友達がイベントを公開したり参加したりしたときにお知らせが届きます。サービス運営もエンジニアの団体ということで信頼感があります。
「Python」でカテゴリ検索するとやはり他に比べると勉強会の数も多いですね。勉強仲間を作りたい、一緒に切磋琢磨したいという方にはおすすめです。
【 Doorkeeper 】
www.doorkeeper.jp
コミュニティという単位が基本になっていますが、勉強会への参加はコミュニティへの参加をしていなくても可能です。
Pythonの基本を学ぶ講座からAI・機械学習、GASなど目的に合わせて選んでみるとよいでしょう。
まとめ
プログラミング初心者の方がPythonを学ぶための勉強法についてお伝えしてきました。
手段はひとつに絞らずとも不足部分を他の方法で補うなどして、効率よくそして継続して学習できるとよいですね。
本文でもご紹介しましたが、paizaラーニングは環境構築をせずブラウザ上で学習がスタートできるためこれから本格的にプログラミングを学ぶかどうか迷っている方もぜひ試してみてください。
また、paizaでは楽しみながらプログラミングを学ぶことができるゲームコンテンツも公開しています。ここだけのオリジナルストーリーが読める「STEINS;GATE」とのコラボイベントでは各種キャンペーンも実施していますので、ぜひごらんください。
「paizaラーニング」では、未経験者でもブラウザさえあれば、今すぐプログラミングの基礎が動画で学べるレッスンを多数公開しております。
詳しくはこちら
そしてpaizaでは、Webサービス開発企業などで求められるコーディング力や、テストケースを想定する力などが問われるプログラミングスキルチェック問題も提供しています。
スキルチェックに挑戦した人は、その結果によってS・A・B・C・D・Eの6段階のランクを取得できます。必要なスキルランクを取得すれば、書類選考なしで企業の求人に応募することも可能です。「自分のプログラミングスキルを客観的に知りたい」「スキルを使って転職したい」という方は、ぜひチャレンジしてみてください。
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