みなさんは旅行の計画をどうやって立てているでしょうか?私はNotionを使って、あらゆる情報を一箇所に集約するようにしています。
Notionの良いところは、あらゆる情報を保存できるだけでなく、それをまとめる形式やフォーマットを変化させられる点にあります。
ギャラリービュー・タイムライン・テキスト・チェックリストなど、保存形式・表示形式を工夫すれば、誰でも簡単に旅行計画を取りまとめられます。
また、URLをシェアするだけで家族に情報を共有できるのも、かなりうれしいポイント。計画だけでなく、当日の「旅行のしおり」としても役に立つので、参考にしてみてください。
【目次】
計画段階から、とにかく情報を一箇所にまとめる
旅行計画で重要なのは、「どうやって情報を保存して、整理整頓するか」ではありません。それは後からどうにでも料理できますので、あまり考えすぎないほうが良い。
重要なのは「とりあえず情報はすべてNotionに集約する」という1点だけ。旅行計画用のページを作ったら、あらゆる情報を放り込むようにしましょう。
「妻が道の駅は見たいって言っていたなぁ」「そういえばホテルのアメニティって何が揃っているんだろうか」「新幹線のチケットを受け取るためのQRコードを保存しとかなくちゃ」「高速を使うから人気のSAをピックアップしておこう」などなど。
気になったこと・思いついたアイデア・家族で話し合って決めたことなど、旅行に関係するできごとを、まずはまとめて保存することが大切です。保存しておけば、たとえ情報が散らかっていたとしても、「必ずそこにある」という安心感を得られます。
整理整頓はそのあとで十分間に合います。
スポット情報をまとめるデータベース
オススメのデータベースが「スポット情報」です。実際に行く/行かないに関係なく、気になった観光スポットやレストランをまとめておくデータベースです。
表示形式はギャラリービューがオススメ。一覧で並んだとき、にぎやかになるので、見ていてわくわくします。
プロパティで、「行きたい度合いを5段階で評価」したり、「行く/行かないの結論」といったステータスを登録しておくと、立ち寄るスポットの選定や移動経路の計画に役立ちます。
とくに「妻が必ず行きたいって言っていた」「ここは娘が喜びそう」という評価を残しておくと、家族の意見を計画に反映しやすくなるのでオススメです。
当日までにやることチェックリスト
旅行計画の目立つところに、チェックボックス付きのリストを作っておきます。あらたまって「タスク管理」というわけではありませんが、やるべきことをリスト化しておくのは重要です。
一緒に計画しているメンバーとNotionを共有するなら、なおのこと、やるべきことを互いに共有し合うのは大切ですね。その場合はシンプルなチェックボックスではなく、担当者付きの「タスクデータベース」を作ったほうがいいかもしれませんね。
私は面倒な作業や管理がイヤなので、最もシンプルかつ手軽な形で管理するようにしています。
当日の動きはタイムラインで管理
旅行当日の流れ・タイムスケジュールの管理は、「タイムライン」で行うと便利です。
「タイムライン」は、いわゆるガントチャートのような表示形式。予定一つひとつの開始時間・終了時間を設定することで、各予定の長さを可視化してくれます。
このとき、表示する時間の長さを「時間」あるいは「日」に変更しましょう。そうすると、予定の長さを一日単位にフォーカスして表示させられます。
ガントチャートの良いところは、予定の前後の入れ替えや長さの調整を、ドラッグ&ドロップで行えること。うれしいポイントは「時間の数値を手で入力する」といった面倒な作業が不要なところです。
また、タイムラインの中に訪問先スポットの予定を入れたら、ぜひリレーション機能を使いましょう。
「タイムライン」のプロパティから「リレーション」を選択し、上記で作成した「スポット情報 データベース」に接続します。すると「タイムライン」から直接「該当のスポット情報」へリンクできます。
予定の計画を「記録」として残そう
旅の計画をNotionで作れば、その旅行が終わったあとも記録として残りつづけます。「去年の夏、どこにいったんだっけ」と思い出したいとき、当時のようすを鮮明に思い返すことができます。
「旅行に持っていく物チェックリスト」「当日までにやるべきことリスト」などは、複製することで、次の旅行でも活用できるかもしれません。
単なる「予定」ではなく、自分史としての「記録」の役割もありますので、ぜひ旅行の計画をNotionでまとめてみてください。
(文:ばんか(bamka))
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