Photo by John Morgan
プログラミングの勉強を始める人たちの中で、近年よく学ばれる言語の1つにRubyがあります。
Rubyは1993年に「Matz」こと、まつもとゆきひろ氏が開発した(つまり国産の)スクリプト言語です。他の言語と比べて記述量が少なくて済み、直感的に理解しやすく可読性に優れています。Web開発に適しており、特に「Ruby on Rails」というフレームワークを使えば簡単にWebアプリを製作することができます。現在、日本だけでなく世界中で開発に利用されている開発言語で、エンジニアの求人も多く、特に日本ではスタートアップ企業で使われることが多いです。
今回は、プログラミングを初学者~入門レベルの方向けに、基礎からRubyを学べるサイトを8つご紹介します。Rubyを学んで開発者としての第一歩を踏み出してみませんか?
もちろん、paizaが運営する学習サービス「paizaラーニング」でもRuby、そしてRuby on Railsの講座を公開しております。
Ruby入門編のレッスン一覧 | プログラミング学習サービス【paizaラーニング】
Webアプリ開発入門 Rails編のレッスン一覧 | プログラミング学習サービス【paizaラーニング】
現在、期間限定で無料公開(詳細は後述)しておりますので、ぜひご覧ください!
■Rubyを基礎から学べる入門サイト
ドットインストール
http://dotinstall.com
動画を使ってプログラムの書き方や実行環境の構築方法などが学べるサイトです。さまざまな開発言語のレッスンが設置されていて、Ruby入門講座とRuby on Rails入門講座もあります。
Progate
https://prog-8.com
こちらはスライドを使ってプログラミングを学べるサイトです。こちらにもRubyとRuby on Railsのレッスンがあります。レッスンの入門部分の一部を無料で見ることができます(中盤からは有料)。
Rubyがミニツク
http://www.minituku.net
ネットワーク応用通信研究所(NaCl)が運営する、Rubyの学習サービスです。入門から演習、Ruby技術者認定試験コースまで、理解度に合わせてたくさんのコースがあるほか、ドリルなども充実しています。Rubyの生みの親、まつもとゆきひろさんが解説してくれる動画もあります。
CODEPREP
https://codeprep.jp
穴埋め式でコードを書きながらプログラミングを覚えていくサイトです。実行環境不要なので手軽に始められます。Rubyの基礎的な文法・構文のレッスンや、演習問題などがあります。
Ruby Life
http://www.rubylife.jp
これからRubyやRuby on Railsを学ぶ初心者のために、開発環境の構築やプログラミングについて解説しています。また、Ruby・Ruby on Railsの統合開発環境(IDE)として広く利用されているAptana Studioについての解説もあります。
とほほのWWW入門
http://www.tohoho-web.com/www.htm
Rubyだけでなく、Web周りを中心にさまざまな開発言語の解説をしている老舗サイト。各言語を基本から学ぶことができます。
■基礎が身についたらこちらもおすすめ
paizaのスキルチェック
https://paiza.jp/challenges/info
paizaでは、PHPはもちろんJava、Ruby、Python、C、C++、C#、JavaScriptなど多数の主要言語に対応したスキルチェック問題を公開しています。
プログラミング問題を解いた結果によりS・A・B・C・D・Eの6段階で自分のスキルのランクが分かります。問題はレベルごとに分かれており、初心者から上級者の方まで挑戦していただけますので、「自分のプログラミングスキルを客観的に知りたい」「とにかくたくさん問題が解きたい」という方は是非チャレンジしてみてください。
Ruby Warrior
https://www.bloc.io/ruby-warrior#/
RPG方式のゲームでRubyを学べます。まったくの初心者には厳しいですが、基礎を理解している人であれば楽しく学習を進められます。中盤以降は問題も難しくなっていきますので、スキルアップをしながら挑戦してみてください。
■Rubyのコードをどんどん書いて動かしてみたい人は
paiza.IO
https://paiza.io/
paiza.IOは、ブラウザ上でコードを書き、そのコードをすぐ実行出来るオンラインプログラム実行環境です。面倒な環境構築が必要なく、ブログパーツとして使えたり、GitHub(Gist)連携などもできます。ネットや本に載っているコードがどう動くか見たいときなども、すぐに試すこともできます。ぜひpaiza.IOでどんどんコードを書いてみてください!
詳しくはこちらの記事をごらんください。
24のプログラミング言語がブラウザで即実行できる『paiza.IO』 - paiza開発日誌
コードをリプライとして飛ばすと結果を返信してくれるツイッターアカウントで遊ぶこともできます。
■まとめ
Rubyが使えるようになれば、比較的容易にWebアプリを作れるようになるため、まずは趣味で何かを作りたいという人にはうってつけの開発言語です。もちろん、エンジニアになりたい方にもオススメなので、「どの言語から始めたらいいか迷っている」という方は、ぜひRubyの学習を検討してみてください。また、学習を進めてスキルが高まってきたなと実感したら、ぜひpaizaのスキルチェックで腕試しをしてみてくださいね。
「paizaラーニング」では、未経験者でもブラウザさえあれば、今すぐプログラミングの基礎が動画で学べるレッスンを多数公開しております。
そして、paizaでは、Webサービス開発企業などで求められるコーディング力や、テストケースを想定する力などが問われるプログラミングスキルチェック問題も提供しています。
スキルチェックに挑戦した人は、その結果によってS・A・B・C・D・Eの6段階のランクを取得できます。必要なスキルランクを取得すれば、書類選考なしで企業の求人に応募することも可能です。「自分のプログラミングスキルを客観的に知りたい」「スキルを使って転職したい」という方は、ぜひチャレンジしてみてください。