paiza開発日誌

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大学院進学か、学部卒で就職すべきか?それぞれのメリット・デメリットとは

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Photo by Robert Couse-Baker
f:id:paiza:20140916135428p:plainこんにちは、谷口です。

大学4年になると、理系の人は特に「大学院に進学するか、それとも就職するか」で迷いますよね。

もちろん、どちらが適しているかはもちろん人それぞれです。ただ、「就活したくない・働きたくないから院進しよ…」「同期の友達も行くみたいだし…」みたいな理由で特に目的なく進学している人も多いのが実情です。

もっと言うと、特に目的もなく院進したけど、高い学費と時間を費やした割に何も得られなかった…という人もいます。こうなってしまうと非常にもったいないですよね。

そこで今回は、実際に大学院に進学した経験のあるエンジニアたちに聞いた「院進と就職のメリット・デメリット」についてお話しします。

院進するか、それとも就職するかで迷っている人の参考になればと思います。

■大学院に進学する場合

◆メリット

◇本格的に専門分野の研究ができ、知識を増やせる

当然ですが、大学院の一番のメリットは学部生の頃よりもさらに深い研究を続けられる点です。

大学によっては、学部生時代は「あくまで卒業のための卒業研究…」という意味合いが強く、そこまで学術的に深いところまで研究しない学生が多い…といったケースもあります。(あくまで大学によりますが)

そんな中で、この分野が好きでさらに研究して知識を深めたい、この研究室で研究を続けたい…といった明確な目的がある場合は、進学したほうがよいでしょう。

また、これも大学によりますが、学会発表や海外での発表を経験できたり、興味のある講義を自由に受けられる場合もあります。

◇企業から評価され、選択肢も増やせる

初任給は、ほとんどの場合学部卒よりも高くなります。

また、学術的な要素が強い専門分野の仕事(たとえば機械学習や人工知能など)や研究職の場合、大学院を卒業していることが採用条件になっている場合もあります

その場合、学部卒だと応募もできませんから、将来はこの分野で研究職につきたいと考えている人は、選択肢を増やすために進学したほうがよいでしょう。

◆デメリット

◇お金がかかる

一番は学費ですね。

よほど研究をがんばって成果を上げられれば免除を受けられるケースもありますが、狭き門ではあります。

◇時間がかかる

就職組と修士組では、実務において2年の差がつきます。

まともな会社に開発エンジニアとして就職して、2年もがんばればかなりの開発スキルが身につきます。院でそれを巻き返せるレベルの実力や知識を身につけていないと、同世代の就職組とはかなりの差がついてしまい、「院で何やってたの?」ということになってしまいます。

◇院卒ということで期待されがち

実際、前述もしましたが院卒は初任給も高く、そのぶんの成果も期待をされます。学部卒の人と変わらない、もしくはそれ以下の知識レベルや成果で終わってしまうと「院卒なのにこの程度なのか…」といった評価を受ける場合もあり、このへんはプレッシャーに感じると言う院卒のエンジニアもいました。

■院に行かず就職する場合

◆メリット

◇早く実務を経験できる

就職して2年もたつと、会社によっては一人でひととおりの仕事を回したり、部下を指導するような立場にもなり得ます。2年あれば転職を経験する人もいます。

2年と言われると短く感じるかもしれませんが、2年もあれば実務における経験やスキルはかなり身につきます。ですから、「院進組が社会に出る頃にはキャリア的に次のステップに進んでる」みたいなケースもよくあります。

◇早くお金を稼げる

当たり前ですが、早く就職すればそのぶん早くお金を稼いだリ貯めたりできます。

お金が増えると直近の生活を豊かにできるというのもありますが、早めに自分でまとまった額を稼いで貯めておけると、たとえば「結婚する」「引っ越す」「家を買う」「起業する」みたいな将来に影響がある行動の選択もしやすくなります。

■デメリット

◇労働しなければならない

当たり前ですが、就職すると就業時間・通勤・就業場所・業務内容など、企業の束縛に従わなければなりません。

◇職種・昇進が限られる場合も

院卒が採用・就業条件になっている研究職などにつくことはできなくなります。

◇初任給が安い

院卒に比べて初任給は安くなります。ただ、そのぶん早く働き始めるため、トータルでどちらがよいかは企業や職種によります。

■院進経験者の声

今回は実際に大学院に進学されたエンジニアの方々に聞いたので、院進と就職で迷っている人へのメッセージを聞いてきました。

当たり前ですが、院でやりたい研究があるなら行くべきですし、特に研究がしたいわけではないなら就職したほうがいいとは思います。
20代の2年間って結構大事な時期だと思いますから、どちらを選択するにしろ、考えなしにその時期を棒に振るのはもったいないですよ。
明確にやりたいことがないのであれば、高い学費を払ってまで院進すべきではないと思うので、ちゃんと本人に意志があるかどうかが大事だと思います。

私は院進して、この研究は既存手法と比べて何がよいのか?新規性があるのか?この研究があれば何が嬉しいのか?…と、とにかく考え倒す力が身につきましたし、論文を読んだり発表を聞いたりする中で知識もすごく増えたと思います。
好きな研究ができるのは本当に幸せなことですが、逆に言えば研究が好きじゃない人には向いていないですし、もっと言うと「就職したくないんだもん、まだモラトリアムしたいんだもん」という逃げたいだけの人はやめたほうがいいです。

私は院に進学しましたが、途中で中退して就職をしました。
興味を持った分野の研究をするのは嫌ではありませんでしたが、実際に院に進学したことで、現実的に研究を仕事にして食べていくことの厳しさをすごく感じるようになりました。それと同時に、実務としてのモノ作りへの興味がわいてきたので、自分は中退→就活開始→就職という選択をしました。
院での学びもありましたし後悔はしていませんが、中退すると学歴的には学部卒になりますし、中途半端な時期から就活を始めることになると大変ですし……本当によく考えてください。

■まとめ

今回、いろいろな院進経験者にお話を聞いてきましたが、皆さん共通して言われるのが「就活・就職が嫌という逃げで進学するのはよくない」ということでした。

院進と就活で迷って決めかねている人は、わからないことを考え続けても仕方ないので、とりあえず就活を始めて企業の話を聞いてみたり、インターンに参加したりして、情報収集するとよいでしょう。もちろん大学院についても、研究室の教授や院生の人、また院を出た人などにも話を聞いたほうがよいです。

実際に院進と進学で迷って、インターンに参加して業務内容を体験したり、現役エンジニアの人と話したことで意志が固まったという方のインタビュー記事も公開していますのでぜひごらんください。

内定者インタビューはこちら。




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