paiza開発日誌

IT/Webエンジニア向け総合求人・学習サービス「paiza」(https://paiza.jp ギノ株式会社)の開発者が開発の事、プログラミングネタ、ITエンジニアの転職などについて書いています。

SIerのエンジニアが転職で後悔しないために必要な4つの対策

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Photo by Tina Leggio
f:id:paiza:20180910132940p:plainこんにちは。倉内です。

実際に行動をしたかどうかは別にして「転職したいな…」と考えたことがある人は多いのではないでしょうか?

10/30に日経 xTECHに掲載された「SEの転職意識調査」では、転職を考えている人は全体の約7割という結果が出ています。結構多いですよね…。

しかしいざ転職活動をするとなると「自分のエンジニアとしてのスキルは外でも通用するのだろうか?」「転職して後悔する結果になったらどうしよう…」と不安を感じ、なかなか行動に移せないという人も多いと思います。実際に30歳目前でSI業界を飛び出し、転職を経験した私もそうでした。

そこで今回はSIerで疲弊し転職をした私が後悔のない転職を実現するためにどのようなことをやったかについてお話ししたいと思います。

転職を後悔しないために必要な4つの対策

変わることと変わらないこと、どちらが後悔するか考える

Excelにテスト結果のスクリーンショットを延々と貼っていると「このままでいいのだろうか…」と考えてしまうことってありますよね。私は激務でつらいとか以上に、そういった日々の仕事に対して行き詰まりを感じていました。

二次請け以降の受託開発の場合、元請け(とお客様)が決めたことは絶対です。こうすればもっとよくなるのに、こうしたほうがみんなハッピーになるのにと思っていても口には出しません。労力を割いても変えられないことを知っているからです。

しかしどうしても年齢を重ねるにつれて「上が決めたことだから」「ずっとこうやっているから」という言葉に違和感を抱くようになり、このまま変わらない(変えられない)環境に身をおいて、SEとして生き生きと働いている10年後、20年後の自分の姿を想像できませんでした

おそらく現状を見ないふりして淡々と仕事をしていても、そこそこ幸せだったかもしれません。それでも未知の領域への好奇心とチャレンジしてみたいという欲求に従って転職したほうが後悔はないだろうと判断しました。

もし転職中のあなたが、転職して仕事や生活が変わることへの不安や転職後に後悔するのでは…という不安のほうが大きいなら、転職についてもう一度よく考えてみることをオススメします。

自分がいなくても世界は回ることを心に刻む

転職をためらう要因として、「自分がいなくなったら担当していた仕事はどうなってしまうのか…」と心配している方は多いのではないでしょうか。

まさしく自分がそうだったのですが、転職前に担当していた案件は要件定義真っただ中で、自社が元請けだったため私が中心になって仕様の取り決めをしていました。もし今抜けてしまったら、プロジェクトメンバーだけでなくお客様に迷惑をかけてしまうのが本当に気がかりでした。

また、保守・運用フェーズのシステムも多数抱えていて、過去に有識者がごっそり異動したこともあり、全貌を把握しているのが自分一人だけという状態でした。

退職にあたってはもちろん後任者に引き継ぎはしましたが、レクチャーをしたときの様子だと転職後もメールや電話、最悪呼び出しがあるだろうな…と構えていました。しかし実際には転職直後に数回メールで軽い問い合わせがあっただけでした。

もちろん自分が思ってるほど重要な仕事をしていたわけではなかったという可能性は捨てきれませんが、会社ってそういうものなんだと知って気が楽になりました

これは結果論なので転職してみるまで分からないかもしれませんし、残されたメンバーが大変な思いをしている可能性もあります。でも、自分がいなくなったからといってプロジェクトは止まらないし、なんとかなるんです。そういうもんです。

スキルの棚卸しをして不足を補う

SIerでは経験を重ねるとプロジェクト管理業務を任されることになるため、もっと技術力を高めたい、もっと自分で手を動かしてサービスを作りあげたいという人は自社開発企業へ行きたいなと考えることが多いですよね。

しかしSIerのSE、特に元請けに近い位置で仕事をしているとプログラミングをすることはほとんどありません。実際に私が前職でやっていた仕事は新規顧客への提案活動と受注案件の上流工程およびプロジェクト管理です。

こういう状況におかれているSEが自社開発企業への転職を希望する場合、自発的にスキルアップする必要があります。既に自社開発企業へ転職していた同期に聞いてみたところ、みんな選考を受ける前にプログラミング学習を始め、選考では成果物を提示したと言っていました。

成果物をアピールするためのポートフォリオ作りについては、paizaラーニングで無料公開中の「ポートフォリオ制作」講座をぜひ参考にしてみてください!

病気になるほど多忙な人は除いて(そういう人はまずは休養を取ってください)、地道に学習する努力すらできない人は開発をメインにおこなうITエンジニアへの転職は厳しいと思います。

強みやキャリアはリセットではなく生かす

前述のとおり、自社開発企業で重宝されるようなプログラミングに関する技術がないSEは、キャリアはリセットになるのか…というとそうではありません

例えば、要件定義工程での「ユーザが望んでいるものをシステムに落とし込める」スキルは強みになりますし、それは受託開発だろうが自社開発だろうが必要になってきます。

私が転職を考えたのは29歳のときでしたので、その歳で前職の経験がまったく役に立たないというのはつらいですし、それなら企業も新卒を採ればいいとなってしまいます。

リセットではなく生かすと捉え、転職後も自分の強みを生かして活躍できる環境であれば後悔する可能性も低いだろうと考えました。

ただし、何はなくとも開発スキルが求められますので、paizaラーニングなどを利用してプログラミング力を向上させましょう。スキルチェックで自分のランクを測ることで客観的な評価も得られます。

paizaでは「特集:転職成功者の声」と題してpaiza転職を利用して転職を成功させた方々のインタビューを掲載しています。SIerから自社サービス企業へ転職された方のインタビューもありますので参考にしてみてください。

まとめ

SIerのエンジニアが後悔しない転職を実現するために実行したことについてお話ししてきました。

転職は仕事内容、働く環境、人間関係などを変えるための一つの手段ではありますが、転職したら全て解決するわけではありません

例えば、大手SIerから小規模なスタートアップに転職した場合、個人の裁量があって楽しく開発できて最高!と生き生き働ける可能性は大いにありますが、少数精鋭で周囲のエンジニアに追いつくのが大変…とSIer時代とは違った悩みが発生することもあります。

ITエンジニアに限らずですが、転職はゴールではなくスタートと捉え、転職してからも自分のキャリアについて考えていく必要があります。


paiza転職では、ITエンジニアの転職準備として「ITエンジニア・プログラマが転職で押さえたいポイント」を公開していますので参考にしてみてください。

また、ITエンジニアの転職をサポートするだけでなく、事務局が「自分のキャリアをどう考えたらいいかわからない」「すぐに転職したいというわけではないけど、いずれは考えたい」といった方のご相談にも乗っています。

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そしてpaizaでは、Webサービス開発企業などで求められるコーディング力や、テストケースを想定する力などが問われるプログラミングスキルチェック問題も提供しています。

スキルチェックに挑戦した人は、その結果によってS・A・B・C・D・Eの6段階のランクを取得できます。必要なスキルランクを取得すれば、書類選考なしで企業の求人に応募することも可能です。「自分のプログラミングスキルを客観的に知りたい」「スキルを使って転職したい」という方は、ぜひチャレンジしてみてください。

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