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就活生向け「これだけはGWにやっておきたい」シーン別対策まとめ


こんにちは。倉内です。

この時期、GW前に内定を得るため、積極的に就活をしている方も多いと思います。

就職みらい研究所(リクルート)の「就職プロセス調査」によりますと、2023年4月1日時点の24卒の内定率は48.4%と報告されています。これは昨年同期と比べて10%ほど高い数値です。

しかし、同調査で内定取得者に限って見ても「就職活動を終了する」と回答したのはわずか2.5%、「志望内容は変えず、より志望度の高い企業に絞って活動する」が40.2%にのぼっています。今後も活動を続ける方が多いことが分かります。

本命企業の選考を控えている方も、これから本格的に就活を始める方も、リフレッシュもしつつ、GW明けにスムーズに就活を再開できるよう、まとまった時間が取れるからこそできる対策をやってみるのもよいでしょう。

そこで今回は、状況別に24卒の就活生の皆さまに、おすすめのGWの過ごし方をご紹介します。

4月1日時点の24卒就活概況

内定状況

冒頭でもお伝えしたとおり、4月1日時点の24卒の内定率は、就職みらい研究所(リクルート)の「就職プロセス調査」では48.4%となっています。


(出典)就職みらい研究所:就職プロセス調査(2024年卒)「2023年4月1日時点 内定状況」

上記は24卒全体の数値で、もう少し細かく見ると文系は46.5%、理系は52.9%で少し差があることが分かります。

これは内定取得先企業の業種を見ると、「情報処理・ソフトウェア」がダントツの割合を占めていることとも関係しているかも知れません。


(出典)就職みらい研究所:就職プロセス調査(2024年卒)「2023年4月1日時点 内定状況」

選考状況

次に24卒の選考状況について、キャリタス就活2024(ディスコ)が公開した「4月1日時点の就職意識調査」から見てみましょう。

選考試験の受験状況では、「最終面接を受けた」と答えた人が全体の64.8%おり、昨年同期の57.2%よりやや高い数値となっています。また、最終面接の受験社数の平均は1.6社となっています。


(出典)キャリタス就活2024「4月1日時点の就職意識調査

4月初週の調査なので、おそらく4月21日現在はさらに割合が高くなっていると思いますが、選考の早期化を感じる結果でもあります。

コロナ禍で定着したオンラインでの面接は、24卒でも特にカジュアル面談や一次面接など選考初期では主軸となりつつ、最終面接は対面で実施といった形が増えています。

今後の活動方針

ふたたび、就職みらい研究所(リクルート)の「就職プロセス調査」から今後どのように就活をしていくかについての回答を見てみます。

冒頭でも取り上げたとおり、内定を得ている・得ていないに関わらず、今後も活動を続けると回答している学生が多いことが分かります。


(出典)就職みらい研究所:就職プロセス調査(2024年卒)「2023年4月1日時点 内定状況」

また、今後の方針として対象企業の範囲を広げたり志望内容を変えたりして、より幅広く活動していくことも読み取れます。

選考時期が早い、大量採用など、早めに内定を得られそうな企業からの内定を保有した状態で、本命企業に気持ちの余裕を持って臨みたいと考える方も多いようです。

GWにやっておきたい対策

最終面接に臨む

GW明けに初めて最終面接を受けることになる方は、ぜひGW中に最終面接に特化した対策をしていただければと思います。

最終面接まで来ると、「入社の意思確認をされるだけで通過する可能性が高いのでは…?」と考える方もいるのですが、面接官は社長や役員などが多く、これまでの面接官とは見ているポイントや判断基準が異なります。

「本当にうちに必要な人物か」を経営者目線で見極めるため、新卒の最終面接の通過率は約50%とも言われています。もったいない落選を避けるためにも準備が欠かせません。

直前でもできる!内定率を上げる対策
  • それまでの面接で話した内容を振り返り一貫性を持たせる
  • 志望動機のアップデート(最終で聞かれた際はより気持ちを込めて)
  • 逆質問の準備(「特にありません」は避けましょう)
  • これまで以上に敬語やビジネスマナーに気をつける

詳しくは以下の「就活成功ガイド」の記事も参考にしてみてください。

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最終面接では、一次・二次の人事やメンバークラスとの面接対策とは視点を変える必要があります。ポイントとしては、

  • 今後のビジョンや将来のキャリア(自身・会社・業界)
  • 会社の強みや競合優位性
  • 会社の課題(≒弱み)とそれに対する取り組み
  • 求めている人材(期待していること)
  • 企業理念や社風

こういったテーマに沿った質問をされたり、これまでの面接で話した内容をより深掘りされたりします。逆質問も実業務の細かい点というよりは、このくらいの粒度で考えてみるとよいでしょう。

ちなみに面接対策は、誰かにお願いして模擬面接をやってみるのがおすすめです。頭の中でイメージしているのと、実際話すのとではだいぶ違いますし、友人や家族に想定質問を渡してでもいいので質疑応答の形式で練習できるとよいと思います。

最終面接は、これまで以上に熱意を伝えることもとても重要になってきます。あとひと息、万全の状態で面接に臨みましょう!

技術面接を受ける

ITエンジニア職で課されることの多い技術面接(コーディングテスト)も準備が大切です。

企業独自のテストが用意されていることもありますが、制限時間のある中でプログラミング問題を解いたり定番のアルゴリズムについて解説したりといった場合も多いため、paizaのスキルチェックをぜひ活用してください。

paizaのスキルチェック

スキルチェックでは、Webサービス開発企業などで求められるコーディング力や、テストケースを想定する力などを測るための難易度別の問題が出題され、結果によってS・A・B・C・D・Eのランク付けがされます。

技術面接については、以下の記事でも詳しく解説していますので参考にしてみてください。

paiza.hatenablog.com

アルゴリズム力を鍛えたい方は、paizaラーニングの動画講座「アルゴリズム入門編」「新・アルゴリズムとデータ構造入門 Java編」、レベルアップ問題集のアルゴリズム問題を解いてみてください!レベルアップ問題集は解答例・解説を参照できる問題も多数ご用意しています。

成果物でスキル・経験をアピールする

選考の過程で、成果物を見せる機会がありそう、もしくは見せてほしいと言われている場合、ポートフォリオとしてまとめておくとよいでしょう。

日頃から準備ができていればよいですが、まとまった時間がないとなかなか手をつけにくい作業でもあります。

ポートフォリオについては、paizaラーニングの動画講座「ITエンジニアの就活準備編」でも解説しています。

ITエンジニアの就活準備編2: ポートフォリオ制作」はこちら

自分のスキルや開発経験を口頭でアピールするのが苦手だと感じている方も、ITエンジニア職では成果物を見せることで十分評価される可能性があります。

応募企業を増やす

興味が変わった、志望業界・企業が思っていたのと違った…といった場合や、エントリー数が少なく選考に進んでいる企業がなくなってきたという場合は、持ち駒を増やすことも必要です。

企業選びについて改めて知りたい方は、「就活成功ガイド」を参考にしていただければと思います。

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paiza新卒では24卒のITエンジニア求人を公開中です。ITエンジニアを目指すと決めている方、スキルをアピールして就活をしたい方はぜひチェックしてみてください。

ITエンジニア専門の就活サービス「paiza新卒」について詳しくはこちら
paiza新卒

活動を振り返り今後の方針を定める

就活が思うように進められていない・結果がなかなか出ていない方は、これまでの面接を振り返り、改善点を洗い出す機会にするのもよいでしょう。

ただ、ほとんどの場合、なぜ面接を通過できなかったのか分からず悩むことが多いと思います。paiza新卒では、面接後に企業からのフィードバックを皆さんにお伝えする仕組みになっています。どこが評価されたのか、逆になぜ通過できなかったかが分かると次の面接の機会に生かすことができます。

面接での失敗事例と対策も「就活成功ガイド」にまとめていますので参考にしてみてください。

またpaiza運営事務局があいだに立って企業とのやり取りをサポートさせていただくこともあるので、企業との直接のやり取りに不安がある方も応募後の日程調整など安心して進めていただけます。

まとめ

24卒の就活生の皆さん向けに、GWをどう過ごすとよいかお伝えしてきました。

わたしが就活をしたのはもう随分前になりますが、大学3年生の6月から張り切ってスタートしました。しかし、あまりうまくいかず4年生になってGWが明けてもなかなか決まらなかったことをよく覚えています。

就活が思うようにいかないと落ち込んでしまうこともあるかもしれません。ただ、まだまだ多くの企業は採用を続けていますし、活動をやりきって納得のできる企業と出会えたという方々もいます。

連休はしっかり心身ともにリフレッシュをして、明けからまたスムーズに活動を再開できるよう、可能な範囲で準備を進めましょう!




paiza新卒はITエンジニアを目指す学生に特化した就活サービスです。求人票には、メインとなる言語やフレームワーク、開発環境やチームについての情報などITエンジニアならではの内容が記載されています。

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また、paizaでは、Webサービス開発企業などで求められるコーディング力や、テストケースを想定する力が問われるプログラミングスキルチェック問題も提供しています。

スキルチェックに挑戦した人は、その結果によってS・A・B・C・D・Eの6段階のランクを取得できます。必要なスキルランクを取得すれば、書類選考なしで企業の求人に応募することも可能です。「自分のプログラミングスキルを客観的に知りたい」「スキルを使って転職したい」という方は、ぜひチャレンジしてみてください。

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