paiza開発日誌

IT/Webエンジニア向け総合求人・学習サービス「paiza」(https://paiza.jp ギノ株式会社)の開発者が開発の事、プログラミングネタ、ITエンジニアの転職などについて書いています。

朝型?夜型?睡眠タイプを把握して「集中時間」にプログラミングを学ぼう

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Photo by Liji Jinaraj
f:id:paiza:20180910132940p:plainこんにちは。倉内です。

少し前にエンジニアが集中するためにやっていることを紹介する記事を書きました。

エンジニアに聞いた「集中するために実践している26のこと」 - paiza開発日誌

今回は以前の記事で書いた「自分が集中できる時間を把握する」「1日3〜4時間集中して、あとは遊んで休憩して次の日の4時間に備える」あたりを詳しく解説しながら、もう少しpaizaらしく集中してプログラミング学習するのに適した時間帯について考えていこうと思います。

パソコンに向かってみたもののなかなか思うように学習が進まない…という悩みはもしかしたら集中に関する理解を深めることで解決するかもしれませんよ。

いつプログラミング学習していますか?

業務や授業以外でプログラミング学習をするのは、会社や学校から帰ってきて寝るまでの間という方が多いでしょうか。

ちなみにpaizaが先日公開したプログラミングゲーム「エンジニアが死滅シタ世界」でプレイヤーが達成率50%に到達した時間を見てみると…

※社会人・学生ともに2019年2月14日時点の集計結果

社会人・学生に関わらずやはり夜が多い結果になりました。社会人はお昼休みにやってくださる方も多いみたいです。(16時が多い理由は謎です…息抜き?)

また、以前paizaラーニング利用者(約1,000ユーザー)に「業務や授業以外で、1週間にプログラミング学習する時間はどのくらい?」というアンケートを取ったところ、全体の約4割が「3時間以上」と回答してくださいました。また、「5時間以上」と回答してくださった方も2割を超えていました。

皆さんが忙しい合間にもプログラミング学習の時間を作っていることが分かります。

さて、次はそんな限られた時間の中で集中して学習するためにはどうするといいかについて考えていきます。

睡眠タイプ診断:あなたは朝型?夜型?

まずは集中できる時間帯を把握するために自分の生活リズムが朝型か夜型か診断してみましょう。

睡眠タイプ(クロノタイプ)診断や朝型夜型診断と言われており、この診断によると人間の睡眠は4つに分けられ、それぞれに適した起床時間・就寝時間・体を動かす時間・集中力が必要な難しい作業に取り組む時間…などがあることが分かっています。

タイプは朝型の「ライオン型」、朝昼中間型の「クマ型」、夜型の「オオカミ型」、ちょっと特殊な夜型の「イルカ型」の4つです。

睡眠タイプ診断ができるサイトはいろいろ存在していますが、睡眠を専門としているアメリカの心理学者であるMichael Breusさんが作成した以下のサイトがオススメです。

The Power of When Quiz | Discover the Right Time to Do Everything!

この診断では30の質問に答えることで、自分が4つのタイプのどれに該当しているかが分かります。(診断結果を見るにはメールアドレスの入力が必要です。)

全文英語なので有志で和訳をしてくださっている方の記事も紹介しておきます。

睡眠タイプ別 適した時間の使い方

4タイプの特徴と適した時間の使い方について簡単に説明します。

ライオン型:

全体人口の15~20%が「ライオン型」に分類されます。

・特徴:朝型といわれるタイプ、朝~昼までに能力が全開になる
・必要な睡眠時間:7時間
・ベストな寝る時間:22時
・ベストな起きる時間:5時半~6時
・ベストな運動時間:17時~17時半
・ベストな集中時間:8時~12時
・ベストなコーヒータイミング:午前中と14時~16時

クマ型:

全体人口の50~55%が「クマ型」に分類されます。私も「クマ型」でした。

・特徴:中間型タイプ、午前中のほうが仕事がはかどる、昼過ぎは少し眠くなる
・必要な睡眠時間:7時間以上
・ベストな寝る時間:23時
・ベストな起きる時間:7時
・ベストな運動時間:7時半~12時
・ベストな集中時間:10時~14時
・ベストなコーヒータイミング:9時半~11時半または13時半~15時半

オオカミ型:

全体人口の15~20%が「オオカミ型」に分類されます。

・特徴:夜型といわれるタイプ、朝は強くないが夜更かしが得意
・必要な睡眠時間:7時間
・ベストな寝る時間:24時
・ベストな起きる時間:7時半
・ベストな運動時間:18時
・ベストな集中時間:17時~24時
・ベストなコーヒータイミング:12時~14時

イルカ型

全体人口の10%が「イルカ型」に分類されます。珍しいタイプです。

・特徴:眠りが浅く睡眠時間が短い人が多い、夜に活動的になる
・必要な睡眠時間:6時間
・ベストな寝る時間:23時半
・ベストな起きる時間:6時半
・ベストな運動時間:7時半
・ベストな集中時間:15時~21時
・ベストなコーヒータイミング:8時半~11時または13~14時


調べていて意外だったのは、夜型と呼ばれるタイプでも「ベストな寝る時間」は24時までなんですよね。「夜型だから26時まで起きてるぜー!」というのはベストな寝る時間を逃していることになります。

生活リズムを整えるには日付が変わる前には寝るのがよさそうです。

集中時間にプログラミング学習するのが理想

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Photo by University of Minnesota Duluth

私たち人間の脳と体には力がもっとも発揮されやすい時間帯が決められており、経験やスキル、根性といったものではコントロールできない領域があります。

その時間帯によるパフォーマンスや気分の浮き沈みを「生体リズム」といいます。生体リズムには神経伝達物質が大きく関係しています。ドーパミン、セロトニン、アドレナリンなど…特にスポーツをされる方は聞いたことがあるのではないでしょうか。

よってプログラミング学習は無理にパフォーマンスが上がりにくい時間帯よりも先ほど挙げた「ベストな集中時間」の時間帯に取り組むのが理想です。

paizaラーニングを使って学習する場合を考えてみると、集中していない状態では、なんとなく解説動画を聞き流したり、理解したつもりで練習問題が解けなかったり…とせっかく時間を割いているのにもったいないことになってしまいます。

と言っても特に「ライオン型(朝型)」、「クマ型(中間型)」に分類される人は該当する時間帯は学校や仕事がある時間なので、平日は少し難しいかもしれませんね…。ただ、あくまでこの時間にやるといいよという話で、この時間にしかやってはいけないというわけではありません。休日のプログラミング学習にその時間帯を活用してみてください。

そもそも「ベストな集中時間」は、プログラミング学習に限らず、タスクに集中し成果を上げるのに適した時間です。

例えば、私は先ほどの睡眠タイプで「クマ型」に該当したと書きました。以前は出勤後(10時少し前くらい)はメールをチェックして、Slackを見て…とやっていましたが、最近は出勤後しばらくは実作業をこなすようにしています。起床後数時間は脳内の睡眠物質が少なく、一番さえている時間なので頭を使う仕事をするのに適しているからです。

ここで述べた脳内物質と仕事に関する話は、以前も紹介した書籍『脳にいい24時間の使い方』に詳しく書かれています。

「朝活」が“絶対いい”とは言えない理由

一昔前「朝活」がはやったことがありました。会社で「朝活」が取り入れられて、強制的に早く出社しなければならなかった…なんて人もいるのではないでしょうか。

実は先ほど診断した睡眠タイプは遺伝子が関係していると言われており、人間が全員早起きすればいいパフォーマンスが出せるかというとそうではありません。例えば、「ライオン型(朝型)」と「オオカミ型(夜型)」では集中するのに適している時間帯はまったく異なることが分かっていただけたと思います。

以前集中力が高い・低いは遺伝などではなく、生活環境の要因が大きいと書きましたが、睡眠タイプは訓練などでも変えることができないと言われています。

しかし私たちは多くの場合、会社や学校などの社会的制約によって起床する時間などを決めています。睡眠タイプで自分は夜型らしいと分かったとしても、完全にそれに従って生活するのは難しい場合が多いですよね。

だからと言って平日に無理やり朝早く起きた分を休日に解消しようと昼近くまで寝る…といった起床時間が大きくズレた生活は、余計に疲労や眠気を感じさせます。このズレを「社会的ジェットラグ(ソーシャル・ジェットラグ)」といい月曜が憂鬱に感じる原因とも言われています。

自分の能力を十分発揮し効率的に活動するには、平日・休日に関わらず生活リズムを整えることが大切です。

集中状態は容易には手に入らない

「集中時間にプログラミング学習をしよう!」と言っておいて少し悲しいお知らせなのですが…弊社の健康エンジニアに「集中して作業をするのに適した時間があるのはわかったけど、会社には8時間いるんだからずっと集中できる方法ってないの?」と聞いたところ、「基本的にほとんどの人はDEEP WORKやフロー状態と呼ばれる深い集中状態に入れるのは1時間ほどという研究がある」と衝撃の事実を伝えられました。

1時間って…!なかなかシビアな数字です。訓練された人でさえ3〜4時間の集中が限界であり、残念ながら世の中のほとんどの人は1時間も集中していないと言うのです。

「いやいや、私はどこにいてもどんな状態でも集中できる!」という方もいるかもしれませんが、集中した気になっているだけということが多んじゃないか、とのことです。

もし本当にいつでも何時間でも集中できるのであれば、人間の域を超えた圧倒的成果をあげているはずなので。(もちろんそういった超人も世の中にはいるのでしょうが…)

私たち一般的な人間は、深い集中状態に入れる時間を1日4時間にすることを目標にコツコツ工夫を重ねて頑張るしかありません。

逆に知識労働者は生産性を高めていけば1日4時間の労働で十分と言えます。それ以上は無駄なので次の日に備えてゆっくりするか準備時間にあてましょう。

まとめ

睡眠タイプによる就寝・起床に適した時間や、パフォーマンスが上がりやすい時間帯があることについてお話をしてきました。

学校や会社に行っていると難しい場合もありますが、一度休日にでも集中時間にプログラミング学習をやってみるのもいいですね。普段帰ってきてやる場合との違いを感じられるかもしれません。

ちょうど現在paizaラーニングは全講座無料キャンペーンを実施しています!(2019年2月19日(火)~2月25日(月)の期間限定)この機会に「気になる内容だけど有料だし…」と思っていた講座に取り組んでみてください。

また、自分が集中できる時間にスキルチェックを受けてみるのもよいでしょう。私もスキルチェックを受けるのは帰宅後の20~24時くらいが多いのですが、今度は午前中にやってみようと思います。

スキルチェックについて詳しくはこちら

paizaのスキルチェック


<参考リンク>



 

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そしてpaizaでは、Webサービス開発企業などで求められるコーディング力や、テストケースを想定する力などが問われるプログラミングスキルチェック問題も提供しています。

スキルチェックに挑戦した人は、その結果によってS・A・B・C・D・Eの6段階のランクを取得できます。必要なスキルランクを取得すれば、書類選考なしで企業の求人に応募することも可能です。「自分のプログラミングスキルを客観的に知りたい」「スキルを使って転職したい」という方は、ぜひチャレンジしてみてください。

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