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志望者必見!現役エンジニア400人に聞いた「この仕事で必要な資質」

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PexelsによるPixabayからの画像

f:id:paiza:20180910132940p:plainこんにちは。倉内です。

突然ですが、皆さんは「エンジニアに必要な資質」ってなんだと思いますか?

昨今はSNSなどで発信されてるエンジニアの方も多いので、仕事内容のイメージは持ちやすいとは思うのですが、現役エンジニアの率直な意見を聞く機会はあまりないのではないでしょうか。

今回paizaでは、サービスを利用してくださっているエンジニアを対象に、エンジニアに必要な資質をはじめ、仕事のやりがいや目指しているキャリアについてアンケート調査を実施しました。

エンジニアを目指している学生の方や、未経験からエンジニアに転職を考えている方は、ご自身が思い描いているイメージと実際エンジニアとして働いている方の声とを比較して、ぜひ就職・転職活動に役立てていただければと思います。

また、「自分には資質があるだろうか?」「エンジニアに向いているか分からない…」という方へ、適性を確かめる方法についてもお伝えします。

アンケート概要

有効回答数:438
調査期間:2020年2月10日(月) 〜 2020年2月28日(金)

アンケート回答ユーザーのうち、ソフトウェア開発、制御・組み込み、研究開発など何らかの分野でエンジニア経験があると回答した数を有効回答数としています。

また、自社サービス開発に携わっているユーザー数は201、受託開発に携わっているユーザー数は237でした。

現役エンジニアに聞いた3つの本音

エンジニアの資質として特に重要なものは

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1位の「新しい技術への好奇心・探究心」は約8割の方が選んでおり、飛び抜けて多い結果となりました。次いで「プログラミング自体が好きであること」を選んだ方も多くいました。

3位の「常に効率化・自動化を意識していること」については、IT技術は物事をより便利に、効率的にするために活用されることが多いので、エンジニア自身も手間ひまをかけるよりはどうやったら効率よくできるだろうかといった思考が必要です。「プログラマの三大美徳」とかよく言われますよね。

グラフを見ていただくと分かるとおり2、3、4位は僅差で、4位には「コミュニケーション能力」が選ばれました。

ここでいう「コミュニケーション能力」は、話すのがうまい・流ちょうに話すことができるという意味ではありません。開発は多くの場合チームでおこなうため情報共有やトラブル時の報告をスムーズにできるかという点でコミュニケーションが重要になってきます。

また、ユーザーや顧客のニーズを理解するのもコミュニケーション能力のひとつと言えるかもしれません。

ちなみに、未経験からエンジニアを目指している方に実施したアンケートで「なぜエンジニアになりたいと思いましたか?」と聞いたところ、「プログラミングをやってみて楽しかった」と答えた人がもっとも多い結果となりました。

「自分で何かを作ってみたい、IT技術で改善したいことがある」と具体的なイメージを持っていると思われる回答をした方も一定数いました。

すでにIT技術に興味があり、「プログラミングをやってみたい!」と思った方は、ブラウザ上で動画を見ながら学べるpaizaラーニングでぜひプログラミング学習に取り組んでみてください。

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paizaラーニング

エンジニアをしていてやりがいを感じるとき

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新しい技術にかかわりたい」「クリエイティブな仕事をしたい」と考えてエンジニアを目指す方は多いと思うので、現役エンジニアの回答でこれらが1位、2位に選ばれているのは心強いのではないでしょうか。

3位は「システムが完成したときに得られる達成感」が選ばれました。納品やリリースを迎えると、それまでどれだけ大変でも最後にはやりがいにつながるようです。

なお、受託開発に携わるユーザーに限ってみると、2位と3位が逆転するという結果になりました。私は前職で受託案件を担当するSEだったので納得の結果でした。

一方、未経験者の方が抱くエンジニアのイメージとして「自由な働き方ができそう」「裁量が大きそう」といったものがあるのですが、「裁量のある仕事ができる」を選んだのは全体の約3分の1でした。

paizaでは、未経験からエンジニアへの転職を実現された方へのインタビュー記事を掲載しており、どんなことにやりがいを感じるかリアルな声をお届けしています。ぜひ参考にしてみてください。


将来どのようなキャリアを目指しているか

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paizaを使ってくださっているユーザーは、技術やプログラミングが好きな方が多いので、圧倒的に「エンジニアとしてスペシャリストを目指す」が多い結果となりました。

スキルを身につけてフリーランスや起業を目指す方は年代関係なくいらっしゃいますが、今回のアンケートでは比較的年齢層が高めの方に選ばれる傾向がありました。

少数ですが、ITエンジニアの知識・経験を生かして、マーケターやコンサルタントなどITエンジニア以外の職種に就きたいと回答した方もいました。


ここまでのアンケート結果を見て、「自分のイメージどおり!目指すしかない!」となった方はぜひ就職・転職活動を進めてください。

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エンジニアを目指す学生の方向けの「paiza新卒」もございます。エンジニアを目指して就職活動をされる方はこちらをのぞいてみてください。

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また、活動にあたって、成果物をアピールできる「ポートフォリオ」の作成をおすすめします

自分の勉強してきたことややる気を見せられますし、合わせて「なぜ作ろうと思ったのか」「どういった点を工夫したか」「何が大変だったか」なども考えておくと面接で役立ちます。


エンジニアに向いているか判断するために

もしアンケート結果を見て、「思っていたのとちょっとイメージが違った…」もしくは「自分が技術がそんなに好きかどうか判断できない」と思った方は以下の方法を試してみてください。

プログラミングをやってみる

今回のアンケートでは、エンジニアに必要な資質としてIT技術に興味があり、プログラミングが好きであることを挙げた方が多い結果となりました。

そのため「需要が高く、将来性がありそう」「手に職をつけたい」「労働条件や働く環境がよさそう」という理由で転職を考えていた方は少しギャップを感じたかもしれません。

それらを理由にエンジニアを目指すのはもちろん悪いことではありません。現状よりよい環境を求めて転職する方のほうが多いですし、このさきITが不要になるとも考えにくいので需要はあると思います。

ただ、技術への興味・関心、また向上心がないと仕事を続けていくのが大変だと感じるのは事実です。そのため自分がIT技術やプログラミングに興味を持てるか・向いていそうかは、考えて悩むよりプログラミングを実際やってみて判断するほうが早いでしょう。

さきほども紹介したpaizaラーニングでは、初めてプログラミングを学ぶ方向けにプログラミング言語別の入門講座を公開しています。

この講座は基礎的な内容なので、自分で何かを作ってみたい方にはこちらの「Webアプリケーション開発入門講座」もおすすめです。

自分で体験してみると「やってみておもしろいと感じた」「向いている・適性がありそうだ」と感じるか、「興味が持てなかった…」と感じるか判断できるので、転職後のミスマッチを防ぐことができます。

エンジニアになったあとのことも少し考えてみる

さきほど現役エンジニアの方の将来のキャリアについての回答を見ましたが、「まだ明確なキャリアビジョンが持てていない、分からない」と答えた方もいました。

また、「これまで転職を考えたことがありますか?」という質問について「はい」と答えた人は88.2%にのぼりました。このことからもエンジニアに転職したらゴールではないと言えます。

まだエンジニアになっていない状態で「将来どんなエンジニアになりたいですか?」と聞かれてもよく分からないと思うかもしれません。

しかし、将来については面接でも聞かれることが多いため考えておいて損はありませんし、まったく思い描けないのであれば、もう少しエンジニアに転職して何を実現したいかなどを考える時間を取るとよいでしょう。

ITエンジニアのキャリアパスについてはこちらの記事で紹介しています。

paiza.hatenablog.com

特に30代以降は転職してまたすぐ転職というのもだんだん厳しくなってきて、求められるもののレベルも上がってくるので、よく考えて転職活動を進めましょう。

まとめ

現役エンジニアを対象に実施したアンケート結果から、エンジニアに必要な資質ややりがい、将来のキャリアについて考えてきました。

ITエンジニアは専門職なので大変な面ももちろんありますが、「IT技術が好きで追い求めたい」「プログラミングをやってみたら楽しくて仕事にしたい」と考えている人にとっては非常にやりがいのある仕事です。

paizaでは、未経験からエンジニアを目指す方が転職活動で気をつけるとよいことや、面接で見られているポイント、頻出質問などをまとめた「転職成功ガイド」を公開していますので、よければ参考にしてみてください。




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