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転職後に後悔しない!未経験者がエンジニア適性を確認する5つの方法


Dom IdeによるPixabayからの画像

こんにちは。倉内です。

さまざまな理由で「手に職をつけたい!」とITエンジニアへの転職を考えている方は多いと思います。SNSなどでも転職活動に関する情報発信をしている方や、実際に転職に成功された方をよくお見かけしますよね。

ただ、イメージと実際の業務に意外とギャップがあること、適性の有無で能力や生産性に大きな差が出る職業であることは外からは分かりにくいかもしれません。もちろん「転職後に合わないと思ったらもう一度転職すればいい」という考え方もあるかもしれませんが、ご自身の状況によっては慎重に考える必要もあります。

そこで今回は、未経験からITエンジニアへの転職を目指している皆さんに適性を判断するためにやるべきことをお伝えします。

転職に100%成功する秘策はありませんが、転職後の後悔やミスマッチを減らすためにできることはありますので一緒に考えていきましょう。

ITエンジニア適性を判断する5つの方法


IT技術に興味が持てるか

IT業界への転職を決めたきっかけは人それぞれかと思うので、たとえば「エンジニアはリモートワークがしやすそう」「社会情勢の変化に強そう」でもいいのですが、肝心のIT技術に興味が持てないとそもそも転職活動がうまくいかない可能性があります。

というのも未経験者を採用する際、企業側は「実務経験はなくても自分で勉強をしてなんらかのアウトプットができている」「技術への興味や好奇心があり伸びしろが期待できる」といったことを重視しているからです。

技術トレンドやエンジニアのあいだで注目されているサービスなど情報収集をしてみて、自分がどういった分野に興味があるか確かめてみましょう。

また、paizaラーニングでは、IT業界の構造や開発手法などを知ることができる動画講座「ITエンジニアの就活準備編1:業界構造を学ぶ」を無料で公開しています。

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もし「情報収集するのは面倒だな…」「眺めてみても興味がわかない…」となってしまったらIT業界への転職についてもう一度考え直してもいいかもしれません。

プログラミングを学び続けられるか

開発系のエンジニア職でもプログラミングだけおこなうわけではなく、ユーザーニーズから要件を決めたり設計をしたりもしますし、テストを実施することもあります。

しかし、プログラミングが業務の多くの部分を占めることは言うまでもありません。自ら勉強も必要ですし(現役エンジニアの方は、「勉強という意識はあまりなくて、気になったことを調べたり試したりしてるだけなんだけど…」と言う方が多いですが)特に未経験からの転職であれば学ばなければいけないことはたくさんあります。

楽しいばかりではありませんが、多少大変さを感じたとしても達成感や知識を得る喜びを感じられるかどうかは、実際にコードを書く経験をしなければ分かりません。

最近は無料でプログラミング学習ができるサービスも充実しているので、まずは自分でコードを書いてみることから始めてみてください。

paizaラーニングでは主要言語の入門講座を公開しており、環境構築は不要でブラウザ上で試してみることができます。

ここしばらくはPythonの人気が高く、文法も取っつきやすいため初めてプログラミング学習する方にもおすすめです。

ただ、未経験求人の数と一致しない部分もあるので、需要の高さを考慮したいという方は実際に求人票を見てから考えてもよいと思います。

実務未経験から応募できるエンジニア求人はEN:TRYで多数公開しています。

“EN:TRY"

もし知識やスキルを身につけ、それをアップデートしていくことが面倒だ・苦痛だと感じる人は、本当にITエンジニアになりたいのか考える時間を設けてみましょう。

自ら手を動かしてアウトプットできるか

「IT技術に興味がある!プログラミング勉強も楽しい!」となったら、次は自分で何かアウトプットしてみましょう。初めは簡単なもので構いません。

実務経験はなくても学びながら実際に何かを作りあげた経験は、スキルが身につくことはもちろんですが、転職時のアピールポイントにもなります。

「そうは言っても何から取り掛かったらよいか分からない…」という場合は、paizaラーニングで公開している「Webアプリ開発入門」を活用してみてください。

Webサービスやアプリケーションがどのような仕組みで作られていて、コードを書く以外にどんな技術や知識が必要かも身に着けていくと実務のイメージもわいてきます。

地道な調査や作業が苦痛ではないか

もちろん「そういった作業大好きです!」という人はそう多くはないと思いますが、さきほど書いたとおりエンジニアはコードを書くだけが仕事ではありません。

プログラミングは意外に地道な作業の繰り返しで、コードを書いたら実行して、うまくいかない箇所があればログやエラーメッセージを見ながら修正して、不明点があれば調査して、また少し書いて…という忍耐力のいる作業を経て作り上げていくことになります。

そのためコツコツ少しずつものづくりをしていくことに喜びを見いだせる人には向いていると言えます。

想像だけでは判断しにくいので、さきほど挙げたアウトプットしてみる過程で、自分がどう感じるか判断するとよいでしょう。夢中で調べたり試したりしたということであればぜひITエンジニアを目指してみてください。

課題意識を持って物事に取り組めるか

転職活動で企業に応募するとき、おそらくその企業が持っているサービスや扱っている技術に興味を持ってということが多いですよね。

そのとき「そのサービスに携われればいい」と考えるか、「そのサービスをよりよくしてみたい」と考えるか、これが課題意識を持つ・持たないの違いだと思います。

実務未経験で入社してすぐではないにしても、エンジニアには「どうすればもっとサービスがよくなるか」を考えて実現することが求められます。

これは自社開発でも受託開発でも変わりません。私は実際、転職前は受託でSEをやっていて、今は自社開発のpaizaにいますが、業態や扱う案件にかかわらず課題感を持って取り組むことはとても大切だと考えています。

ただ、自社開発が特にその視点が重要視されるのは、ユーザーの要件が明示されず、市場調査やニーズ分析からユーザーが求めているサービスは何かを導き出す必要があるためでしょう。

paizaでは未経験からエンジニア転職を実現させた方のインタビューを公開しています。転職活動中の取り組みや、転職後に業務に対してどのような意識で向かい合っているか参考になる部分があると思います。


まとめ

ITエンジニアへの転職を考えている方が、適性を判断するための方法についてお伝えしてきました。

ITエンジニアは、技術に興味がありスキルをアップデートする努力ができる人であれば、未経験からでも目指すことができます。

比較的不況にも強く、社会情勢や会社の都合に左右されづらいというのはとても魅力的に思えるかもしれません。

ただ、冒頭でもお伝えしたとおり向いていない人が続けるには難しい職種でもあります。転職後に「全然向いてない…やめておけばよかった…」とならないためにも適性の有無については見極めておいたほうがよいでしょう。

ITエンジニアになりたいと考えている方は、本文中でも紹介したpaizaラーニングのようなサービスをうまく利用して、まずは自分でプログラミングをやってみてください。




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スキルチェックに挑戦した人は、その結果によってS・A・B・C・D・Eの6段階のランクを取得できます。必要なスキルランクを取得すれば、書類選考なしで企業の求人に応募することも可能です。「自分のプログラミングスキルを客観的に知りたい」「スキルを使って転職したい」という方は、ぜひチャレンジしてみてください。

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