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30・40代のエンジニアも意外と知らない転職活動の企業情報収集術

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f:id:paiza:20140916135428p:plainこんにちは。谷口です。

最近は、若手だけでなく40代以上で転職を希望される方も増えてきました。

新型コロナウイルスが依然衰えを見せず、業界問わず希望退職を募る企業が増えていますし、この情勢をよい機会ととらえ、転職やキャリアチェンジに挑戦しようと考えている方もいるかもしれません。

ただ、そんな転職を希望されいるみなさんにお聞きしたいのが「企業研究や情報収集はどうしているか」ということです。

  • 就活生じゃあるまいし、企業研究なんてWebサイトや求人情報をちょっと見ておけばよいだろう
  • 複数社に応募していて忙しいから、細かく情報収集をしている暇はない

といった方も多いのではないでしょうか。

しかし、企業情報をよく調べず、複数企業を比較することもせず「最初に内定が出たところに入社できればよい」と入社してしまうと、運よく自分に合った企業であればよいですが、思わぬミスマッチを招いてしまいかねません。いざ仕事が始まってから業務や環境等に不満を漏らす人もいます。

そこで今回は、ミスマッチを防いで希望通りの転職をかなえるために、転職活動と企業選びに役立つ情報収集方法をご紹介します。

これから転職を考える方の参考になればと思います。

IR情報

IR情報とは、主に上場企業が株主や投資家に対して、財務状況や事業戦略など、投資に必要と思われる情報を公開したもので、有価証券報告書やアニュアルレポート等があります。(有価証券報告書 - Wikipedia)(アニュアルレポートとは|金融経済用語集 - iFinance

企業の経営状況・市場の環境や今後の事業展開などが記載されています。有価証券報告書では社員の平均年収や平均年齢なども知ることができます。

※開始情報の違いについて

上場企業と非上場企業では開示している情報に違いがあります。

上場企業は会社情報の適時開示制度があるため、財務状況や事業戦略などのIR情報が開示されています。適時開示制度というのは、投資家へ適切な情報を提供するための制度ですが、開示された情報は誰でも見られます。

一方、上場していない企業はそういった情報の開示制度はありません。実際に入社した経験のある人も少ないため、なかなか情報が手に入らないケースもあり得ます。このような企業に応募する場合は、カジュアル面談などの機会を積極的に利用して、気になることは企業に直接聞いてみましょう。

paiza転職では、多くの企業がオンラインで受けられて企業側からも事業内容や開発業務についてなどの説明が聞けるカジュアル面談を実施しています。

会社四季報・就職四季報

会社四季報には、投資家向けの上場企業の財務データ、業績予想、事業の状況などが記載されています。就職四季報は、就活生向けに試験情報、採用人数、採用実績校、初任給、昇給率、離職率、育児休暇、残業時間なども記載されています。

どちらも転職希望者のための書籍ではありませんが、業績や社員の平均年収や平均年齢、定着率や自己資本比率等を調べたり比較したりするのに役立ちます。

企業のプレスリリース

プレスリリースとは、一般に企業が報道機関・マスコミへ向けて新事業や新サービスの告知をするために発信する文書です。

多くの企業はPRTIMESなどのプレスリリース配信サービスを使用して発信しています。興味を持った企業や同業他社の最新プレスリリースを探してみるとよいでしょう。

prtimes.jp

企業のブログ・Twitter・インタビュー記事・勉強会資料など

最近は、ブログやツイッターなどのSNSアカウントを運営している企業も増えています。また、エンジニアのインタビュー記事や勉強会のスライド資料などが公開されている場合もあります。探して見つかれば読んでおくとよいでしょう。

知り合いに経験者がいないか探してみる

意外と知り合いの中にも、応募先の企業で勤務している人や応募経験がある人、同業他社に勤めている人がいる場合もあります。まったく同じ会社ではなくても、たとえばゲーム開発経験があるエンジニア、ECサイトを開発している企業で勤務経験がある人…などという感じで、応募する企業と同じような企業の経験がある人がいないか、エンジニア仲間の中で探してみるとよいでしょう。

直接質問できる機会を探す

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採用活動に積極的な企業は「自社に興味を持ってくれた人とぜひ話がしたい」と考えています。特にスタートアップでは、誰でも参加できる勉強会やミートアップを開催している企業も少なくありません。

また、paiza転職では、多くの掲載企業が、私服で行けて企業側からも事業内容や開発業務についてなどの説明が聞けるカジュアル面談を実施しています。カジュアル面談は、一方的に質問をされるだけの面接ではなく、仕事内容や将来的なキャリアパス、必要なスキルなどについて詳しく質問することもできますので、企業や求人の情報収集にも最適です。

TechcrunchやTHE BRIDGEなどのスタートアップ中心のIT系情報サイト

Techcrunch・THE BRIDGEは、どちらもスタートアップ企業とIT系ニュースのサイトです。企業や業界のニュースだけでなく、セキュリティやデバイスなどIT系の新情報を得ることもできますので、普段から情報収集のためにチェックしておくとよいでしょう。

jp.techcrunch.com

thebridge.jp

paiza転職の求人情報を読み込む

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paiza転職の求人票には開発環境、言語、フレームワーク、DB、支給マシン、開発内容といった業務に関する詳しい内容など、ITエンジニアが企業選びで知りたい情報が詳しく記載されています。例えば

  • 入社後はまずどんな仕事をすることになるのか
  • 最新の開発環境を積極的に取り入れているかどうか
  • 開発のための設備や制度がどれくらい整っているか

といったことまで知ることができます。

転職活動で企業選びをする際にはぜひ活用してみてください。

情報を集めたそのあとに…

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企業の情報を集めていると、ただその企業に対する理解が深まるだけでなく、以下のような場面でも役立ちます。

複数企業を比較する

IR情報などは、どの企業も同じような項目の情報を公開していますので、比較もしやすいはずです。

  • 同業他社と比べて、この企業はどんな特徴があるのか
  • この企業は今後の事業展開についてどう考えているのか

といったことも比較してみると、より自分の進みたい方向性に合った企業を選ぶことができます。

こちらから聞きたい質問内容を考える

面接の最後には必ずと言っていいほど逆質問タイムがあります。ここで「特にありません」と言ってしまうとせっかくの情報収集の機会を逃してしまいます。(また、面接官にとっても「この会社に興味ないのかな?」という印象になってしまいます)

企業研究をする中で感じた疑問をあらかじめメモしておき、すぐに聞けるようにしておくと、より有意義な面接になるでしょう。

まとめ

というわけで、ミスマッチを防いで希望通りの転職をかなえるために、転職活動と企業選びに役立つ情報収集方法をご紹介しました。

もちろん、仕事内容や待遇などすべてが100%自分の理想通りの会社にはめったに巡り会えるものではありません。

ただ、情報収集がしっかりできていれば、企業が応募者に求めることや自分が進みたい方向性にある程度マッチしているかどうかがわかります。そうすれば、逆に自分には合わない企業を避けることもできますし、より有意義な転職活動が進められるでしょう。


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