どうも、まさとらん(@0310lan)です!
今回は、面倒なユーザー登録やログインなどが一切不要で、ブラウザからアクセスするだけですぐにでも使い始められる便利なオンラインツールを厳選してご紹介します!
Web開発で便利に使えるものからちょっとしたミニツールまで、幅広くまとめているので気になったものはぜひブックマークしておくことをオススメします。ご紹介しているものはすべて無料で使えるものばかりなので、ご興味ある方はぜひ参考にしてください!
■任意のWebサイトに直接コメントを挿入する!
【 Web Highlighter 】
WebサイトのURLを入力して「Submit」ボタンをクリックするだけで、サイトを自動で取り込んでくれるサービスです。
取り込んだあとは、サイト内に独自のコメントを挿入してそのままシェアもできるのが特徴です。
たとえば、「Hacker News」のWebサイトにコメントを挿入すると以下のようになります。
任意のテキスト部分をマウスでドラッグするとハイライト表示になり、同時にコメントを入力できるようになります。あとは表示されているURLをSNSなどでシェアすれば、誰でもコメントを含めたページを閲覧できるわけです。
ちなみに、他のユーザーもコメント入力可能で、リプライ機能も提供されています。
アイデアしだいでは、たとえばプロトタイプのWebサイトを見てもらって意見を聞いたりするような用途にも活用できるでしょう。
<参考リンク>
■投票ページをとにかく素早く作ってみる!
【 Fast Poll 】
投票したい内容と選択肢を作るだけで、即座に投票ページを自動生成してくれるサービスです。
アンケートのような使い方はもちろん、コミュニティ内で投票してみたり勉強会やプレゼンなどの最中にページを作ってシェアするような使い方もできるでしょう。
投票結果も専用のページが提供されており、進捗の確認もできます。
投票に「Captcha」を使ったり、コメントの挿入、二重投票を防止するためにログインユーザー限定にするなどの機能も提供されています。
他にもシェア用のリンクを自動生成したり、QRコードを作ってくれる機能もあるので便利です。
また、完全にログイン機能も排除したシンプルな投票サービスもあります。
【 Polls 】
投票することだけに特化していますが、埋め込みコードの生成やSNSシェアなどの機能は提供されています。
また、IPアドレスによって参加者を識別しているので、ログインしていなくても二重投票をある程度は防止できるのも特徴的です。
もっともシンプルに使える投票サービスを探してる方は、ぜひ試してみてください。
<参考リンク>
■Notion風のドキュメントを手軽に作ってシェア!
【 Additor Air 】
手っ取り早くドキュメントを作って知人と共有したい…というケースに最適なサービスです。
ログイン不要のドキュメント作成サービスはいくつかありますが、これは高機能でありながら複数人と同時編集もできるうえ、そのままビデオ会議まで可能というスグレモノです。
使い方も簡単で、サイトにアクセスしたらすぐにでもドキュメントを作り始めることができます。
スラッシュコマンドから「ヘッダー」や「チェックリスト」など、必要な要素を素早く選択しながら作業を進められます。
動画や画像の埋め込みにも対応しており、PDFなどのファイルもアップロードして埋め込むことができます。セクションを分けることで、画面左側に目次を提供できる機能もあるので便利です。
「Share」ボタンを1クリックするだけでドキュメントを共有でき、メールアドレスから特定のユーザーだけを招待して共同編集することも可能です。
<参考リンク>
■利用可能なドメイン名とユーザー名を一気に調査!
【 Namechk 】
英数字のキーワードを入力すると、およそ300種近いドメインを対象に取得できるかどうかを素早くチェックできます。
取得可能であれば緑色で「BUY」の表示が出ます(そのまま購入も可能)。
ユニークな機能として、同じ英数字のキーワードでSNSや人気Webサービスのユーザー名が取得できるかどうかも調査可能です。
こちらも緑色で表示されているサービス名は、同じキーワードをユーザー名として利用可能なことを意味しています。
Facebook, Twitter, Twitch, TikTok, Slack, GitHub…など、およそ70種近いサービスを一気に調査できるので便利です。
■怪しいWebサイトを事前に察知!
【 Virus Total 】
海外のWebサイトやちょっと怪しそうなWebアプリなど、ブラウザからアクセスしようか迷ったときはこのサービスがオススメです。
URLを入力すると、およそ80種近いアンチウィルスソフトのベンダーから危険フラグが立ってないかを調査してくれます。
調査結果は以下のような感じで、1つでもフラグが立っているとすぐに分かります。
また、URLだけでなくファイルをアップロードできる機能も提供されています。
ファイルに仕込まれたマルウェアなどが存在しないかを調査可能で、同じように複数のアンチウィルス製品を利用して検査してくれます。ただし、アップロードされた情報はセキュリティコミュニティと共有されるので、個人情報などには注意が必要です。(※ファイルのハッシュ値から検査も可能です)
APIも提供されているので、活用しだいでは調査を自動化させるようなことも実現できます。
<参考リンク>
■ツイートを静的なHTMLに変換する!
【 Tweetic 】
一般的にTwitterのツイートをWebサイトに埋め込む場合は、公式に用意されているツイートの埋め込みコードを使います。
しかし、このサービスを利用するとツイートが静的はHTMLに変換されるので、表示が速くなるうえデザインも好きなようにカスタマイズできるという特徴があるわけです。
使い方はとても簡単で、対象のツイートURLを貼り付けるだけです。
「Preview Code」ボタンをクリックすると、変換されたHTMLコードを確認できます。このコードを自分のWebサイトにコピペすれば表示されるようになります。もちろん、基本的なCSSでカスタマイズも可能です。
活用例として、「supabase」のWebサイトにはユーザーの声として静的なHTMLに変換されたツイートがいくつか表示されているのが分かります。
既存の埋め込みコードでは対応が難しいカスタマイズであっても、シンプルなHTMLであれば簡単に編集ができるので便利だと思います。
また独自のAPIも提供されているので、プログラムで動的にカスタマイズして表示するような使い方も可能です。
<参考リンク>
■コピペでUIコンポーネントを手軽に構築!
【 Tailblocks 】
人気のCSSフレームワーク「Tailwind CSS」で作られた60種以上のUIコンポーネントをまとめたサイトです。
画面左側のメニューから目的のカテゴリを探して、そこから複数のパターンが用意されているので好きなコンポーネントを選択するとメイン画面にプレビューが表示されます。PCだけでなく、タブレットやスマホ表示に切り替えることもできます。
画面上部の「VIEW CODE」ボタンをクリックすると、HTML / CSSのコードが表示されます。
あとはこれをコピーして、自分のWebサイトに貼り付ければ同じコンポーネントを利用できるというわけです。(※Tailwind CSSを利用している前提)
ちなみに、テーマカラーの選択やダークモードへの切り替えも可能で、生成されるコードも自動的にアップデートされるので便利でしょう。
<参考リンク>
■自由にカスタマイズ可能なフリー画像素材!
【 Storyset 】
フリーの画像素材を提供するサービスはいくつかありますが、なかでもこのサイトはユーザー側で自由度の高いカスタマイズをおこなえるのが特徴です。
提供されている素材は親しみやすいイラストが膨大に用意されており、さまざまなシーンで活用できるものばかりです。Figmaのプラグインも提供されているので、Webデザインにも使いやすいでしょう。
好きな画像を選択すると、カスタマイズできるエディタが表示されます。
カラーバリエーションの変更はもちろんのこと、テキスト・キャラクター・背景…などがすべてパーツごとにレイヤーで分けられています。そのため、表示させたい部分を自分で決めることができるわけです。
さらに、1クリックでさまざまなパターンのアニメーション化も実現できます。
アニメーションさせたいレイヤーを選択し、パターンを切り替えていくことで自由度の高いアニメーションを作ることができます。
最終的にGIFやmp4形式のファイルとしてダウンロードするか、SVG・CSSによるコードとしてWebサイトに組み込むことができます。すべて無料で利用可能ですが、帰属表示は必要なので注意しましょう。
<参考リンク>
■なんでもQRコードに変換してしまうサイト!
【 QRCode Monkey 】
URLやテキストのようなデータ以外にも、メール、電話番号、位置情報、SNS、YouTube、WiFi、イベント情報、暗号通貨ウォレット…など、多彩な情報をQRコードとして生成できるのが特徴です。
また、カスタマイズ性も非常に高く、テーマカラーやコードのデザインなども幅広く編集できます。
さらに、カラーをグラデーションにしてみたり、画像をアップロードしてオリジナルのロゴを埋め込むことも可能です。
ファイルへの書き出し機能も提供されており、PNGやSVGだけでなくPDFやEPS形式でダウンロードもできるので便利です。
<参考リンク>
■オンラインツールをまとめたサイト!
【 123apps 】
ちょっとした動画の編集やオーディオファイルの加工ができるオンラインツールを提供しているのが特徴です。
複雑な編集ソフトを使うことなく、動画のトリミングやマージ、テロップやオーディオの追加などをタイムラインエディタで素早くおこなえるので便利です。オーディオに関しても、イコライザでの調整やトリム・ピッチなども編集可能です。
【 Omatsuri 】
こちらはWebデザインで便利に使えるオンラインツールを提供しているのが特徴です。
たとえば、CSSカラーの設定、グラデーションパターンの生成、ダミーデータの生成、よく使うテキストシンボルの一覧、SVGの圧縮…などのちょっとしたツールが豊富です。
【 Smallpdf 】
PDFを編集できるオンラインツールに特化したサイトです。
圧縮、注釈の挿入、分割・結合、暗号化といった基本的な機能はだいたい網羅されています。他にも、署名の作成、WordやExcelとの相互変換、画像ファイルなどへの変換も提供されているので、さまざまなシーンに活用できるでしょう。
■おまけ
最後に、ログイン不要でも便利に活用できるさまざまなWebサービスを取り上げた記事を合わせてご紹介しておきます。
プログラマに最適な情報検索サービス、さまざまなアイデアを生み出すサービス、あらゆるプログラミング言語に対応したオンラインコードエディタ…など、主にWeb開発全般で便利に使えるサービスをまとめています。
手軽に3Dの造形ができるサービスや、わずかな操作で3Dアニメーションを生成したり、メタバースなどで活用できるアバターの作成、ブラウザだけでVTuberを始められるサービス…など、とにかく3Dモデルを誰でも簡単に活用できるサービスをまとめています。
■エンジニア騎士とクエリの魔女公開中
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■まとめ
今回は、ブラウザからアクセスするだけですぐにでも使い始められるオンラインツールを厳選してご紹介してみました。
すべてログイン不要なうえ無料で提供されている優秀なツールばかりですが、ユーザー登録することで進捗を保存できるなどさらに便利な機能を提供しているサービスもあります。もちろん、有料プランも提供されていたりするので使い方に応じて検討してみるといいでしょう。
まずは便利なツールを使いこなして、実際の業務や個人開発などにも活用してみてください!
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