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IT業界は依然売り手市場?最近のエンジニア転職市場を解説

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f:id:paiza:20140916135428p:plainこんにちは。谷口です。

なかなか新型コロナウイルスが落ち着かず、これから転職活動を始める予定だったみなさんの中には

  • こんな状況じゃ転職なんて難しいだろうな…
  • 転職したかったけどあきらめようかな…

と考えている方も多いのではないでしょうか。

たしかに最近はコロナの影響で、事業の縮小や求人の募集停止・削減をする企業も増えています。

ただ、実はエンジニア経験者の中途転職市場にはそれほど影響がなく、依然として売り手市場が続いていることはご存知でしょうか。求人数が大幅に減っていないのなら、今から転職をかなえるのも無理な話ではありません。

そこで今回は、現在のITエンジニアの転職市場と、これから転職活動を始めるにあたってのポイントについてお話しします。

ITエンジニアの転職市場について

DODAが先月に発表した転職求人倍率レポートによると、全職種平均における求人数の下降は見られますが、一方でIT系の求人率は圧倒的に高い求人倍率で推移しています。

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(出典:転職求人倍率レポート(2020年7月)

7月時点での求人倍率を見てみましょう。業種別の「IT・通信」は5倍弱、職種別の「技術職(IT/通信)」は6倍以上と、ほかの業種・職種と比べても非常に高い水準で、依然として売り手市場が続いていると言えるでしょう。全体平均の求人倍率は1.61倍ですから、IT系の求人倍率がどれほど高いかがよくわかりますね。

また、IT系職種は以下のような点から、転職者サイドにも高い人気があります。

オンラインでの転職活動がしやすい

IT系企業は、すでにオンラインでの採用活動に切り替えて対応している企業も多く、今の状況下でもこれまでと変わらぬスピード感で転職活動を進めやすい傾向にあります。

paiza転職でも、オンライン面談できる企業の求人情報を特集しています。オンライン面談を使って効率的に選考を進めたい方はぜひごらんください。

リモートワーク・テレワークに対応している企業が多い

最近は入社後もリモートワークを望んでいる方が増えています。IT業界はすぐにリモート対応できる職種が多く、引き続きリモートで働ける多数の企業が求人を公開しています。

paiza転職でも、リモート勤務可能な求人特集を特集しています。リモート勤務ができる企業を探したい方はぜひごらんください。

ただ、もちろん求人倍率が高いからといって、誰でも簡単にエンジニアになれるわけではありません。

下の記事でも触れていますが、未経験者歓迎求人は減少傾向にあり、企業も採用には慎重になっています。今後は、より実務経験者・スキルのある人、もっと言えばリモート環境でも手取り足取り教えてなくてもすぐに活躍してくれる人、前職で出した成果を転職先でも再現できそうな人の需要が高まっていくでしょう。

paiza.hatenablog.com

www.businessinsider.jp

今後エンジニアの転職活動におけるポイント

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オンライン転職活動をしよう

今後は面接などもオンラインで受けるケースが増えてくるでしょう。

「訪問するより楽でいいや」と思われるかもしれませんが、なかなか対面で話せない・訪問して実際に会社の中も見ることができない中で、応募者側は

  • 企業をどう見極めるのか
  • 自分にとっての優先条件は何か
  • オンライン選考を通して、何を聞き、何を知りたいのか

が重要になってきます。

上記のポイントがふんわりしていると、

  • オンライン面接を受けたもののなんとなく話しただけで時間がすぎていった
  • 来社してないし誰とも対面で話してないままこの企業に入社していいのか不安

などといったことになってしまいますので、有意義な転職活動ができるよう整理して考えておきましょう。

また、基本的なオンライン面接対策についてはこちらの記事でも詳しく書いています。
paiza.hatenablog.com

リモート体制など入社後の働き方について聞いておこう

IT業界は比較的リモートワークがしやすい業界ではあります。ただ、在宅勤務のサポート制度や出社頻度などは企業やポジションによってまちまちですから、自分の希望する環境で働けそうかどうかはしっかり確認しておきましょう。

またフルリモートOKということは、入社後もリモート環境で仕事を教わったり、自力で開発環境を整えたりすることになるかもしれません。転職後の受け入れ体制や入社後にどんなふうに仕事に入っていくことになるのかについても聞いておくと、心構えや事前準備がしやすくなります。

エンジニアがリモートワークをするときのポイントや注意点については、こちらの記事でも解説しています。
paiza.hatenablog.com

基本的には通常時の転職活動と変わらない

転職活動がオンライン中心になっても、基本はこれまでと変わりません。

自分が今までやってきたこと、できることをを思い出して整理し、これからやりたいことについて考え、応募先企業のことを調べた上で選考を受け、自分に合った企業を見極めましょう。


paizaの転職成功ガイドでは、採用選考におけるさまざまな落選理由や悪い例、改善のためのアドバイスなどを公開しています。実際にpaizaから応募をされた多くの方から「参考になった」という声をいただいています。面接に苦手意識のある方は、ぜひごらんください。

paiza転職転職成功ガイドこちら

まとめ

というわけで、現在もエンジニアの転職市場は意外と求人倍率が高く、オンライン中心に転職活動を進めていけば、転職を決めるのはそれほど難しいことではありません。

ただ、オンライン中心となることで、企業を訪問したり対面する機会が少ないまま入社することになったり、入社後も対面での手厚いサポートを受けるのが難しい場合もあります。自分なりに条件の優先順位ややりたいことを整理して考えた上で、有意義な転職活動ができるように準備しておきましょう。


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