paiza開発日誌

IT/Webエンジニア向け総合求人・学習サービス「paiza」の開発者が、プログラミングやITエンジニアの転職などについて書いています。

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ITエンジニア向け総合求人・学習サービス「paiza」の開発者が、プログラミングやITエンジニアの転職などについて書いています。

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中途転職者が入社直後に感じる焦りの正体と3つの対処法

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f:id:paiza:20180910132940p:plainこんにちは。倉内です。

転職経験のある方は、入社後どれくらいで会社に慣れましたか?

中途採用はある程度即戦力として期待される部分もあり、入社して間もないころから「なかなか成果が出せない…」と焦りを感じる方も多いようです。

ただ、環境が大きく変わることはもちろん、同じ職種での転職だとしても求められるスキルや評価のされ方はまったく異なります。そのため自分が思っている以上に転職直後は本来の力100%は発揮できません。

特にITエンジニアは、目に見えるものを作ったり、ノルマをこなしたりするわけではないため、成果を示すのが難しい職業です。

そこで今回は、転職後に感じる焦りや不安にどう対処すべきか考えていきたいと思います。

アンケート調査結果:転職後に悩む人は多い?

実際のところ、転職後に悩みを抱える人はどのくらいいるのでしょうか。

少し前の調査にはなりますが、パーソルキャリアが2020年3月に発表した「転職者の転職後の悩みと相談相手に関する意識調査*1を見てみることにします。

約半数が入社後働いてみてギャップを感じた

転職前にイメージしていた働く姿と、転職先に入社して実際働いてみた姿にギャップを感じたかという質問には、約半数にあたる49%が「とても感じた」「やや感じた」と回答しています。

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出典:パーソルキャリア「転職者の転職後の悩みと相談相手に関する意識調査

転職後に慣れなかったこと・悩みはどちらも「人間関係」

この調査は職種は明言されていないため、エンジニアも同様とは言い切れないのですが、慣れなかったこと「人間関係」「社風や企業文化」「就業時間や休暇制度など勤怠」がトップ3となっています。

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出典:パーソルキャリア「転職者の転職後の悩みと相談相手に関する意識調査

悩みのほうも見てみると、トップは「人間関係」です。少し順位は下がりますが、「評価に関すること」「経験・能力を生かせない」「会社の要求に応えられないかもしれない、自信がない」という項目も挙がってきています。

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出典:パーソルキャリア「転職者の転職後の悩みと相談相手に関する意識調査

働く環境が大きく変わるというのは、思っていた以上に大変だと感じた人も多かったのではないでしょうか。

転職後に「孤独を感じたことがある」のは約6割

転職後に職場で孤独を感じたことがあるかという質問には、「とても感じた」と回答した転職者が25.6%、「やや感じた」と回答した転職者が33.8%となり、約6割(59.4%)が転職後に孤独を感じたことがあるという結果になりました。

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出典:パーソルキャリア「転職者の転職後の悩みと相談相手に関する意識調査

中途転職者にとって、転職入社した企業で誰かに相談したり、雑談程度に話を聞いてもらったりするのは想像以上にハードルが高く、孤独に陥りやすいと言えます。

この調査は2020年3月に実施されたものなので、もしかしたら現在、入社直後からフルリモートで働くことになり孤独を感じている人がより増えている可能性もあるのではないでしょうか。

なぜ転職後に不安や焦りを感じるのか

変わった環境に適応するには時間が必要

当然ですが、転職するとさまざまな変化がありますよね。

オフィスや人間関係といった分かりやすい変化はもちろん、どれだけ風通しのよい社風でも、その会社独自の文化や目に見えないルールは多少なりとも存在します。

エンジニアは他の職種と比べると転職に積極的な人が多いので、エンジニアチームだけ見ると在籍期間もバラバラでそこまで苦に感じないかもしれません。それでも、やはり人間関係はいちからの構築となります。

さきほど入社直後からフルリモート勤務だとより孤独を感じるかもと書きましたが、転職先に馴染むのもより時間がかかります。

また、新しい環境に慣れるのは自分の努力だけではどうしようもないこともあります。転職先が中途入社の社員を受け入れることに不慣れで、受け入れ体制が整っていない場合もあるからです。

「即戦力採用」というプレッシャーとの戦い

冒頭でも少し触れた通り、同職種での転職の場合、多くは経験者としての即戦力(に近い)採用です。もちろんエンジニアであれば、これまでの経験やスキルを生かして転職したと思いますので、自分自身転職先でも早く成果を出したいと感じているはずです。

しかし、たとえ使う技術が同じだとしても必要な業務知識やスキル、そして開発文化は企業によって違います。

そのためまったく新しい環境に適応して仕事で成果を出すというのは、どれだけスキルや経験が豊富で前職で実績を上げていた人でもある程度の時間を要します。

しかも人間関係もリセットされてのスタートですので、分からないところを聞くという行動ひとつとっても「期待はずれだと思われないだろうか…」を気にしてしまいます。

これは周囲が本当のところどう思っているかに関係なく、転職者自身が無意識に感じるプレッシャーです。

転職後の焦りや悩みの対処法

さきほどの調査結果からも転職後に悩みを抱える人は少なくないことが分かりました。

「みんなそうなら仕方ないか…」と言えなくもないのですが、少しでも焦りや不安を緩和するための対処法について考えてみたいと思います。

多少楽観的になってもよいと考える

転職直後に転職前と同じだけの成果を出すのはほぼ不可能です。ごくまれにそれが可能なスーパーマン的な人もいますが、そういったレアケースと比べるのはやめておきましょう。

採用ポジションによるところはありますが、おそらく普通の企業であれば、いくら中途採用とは言え転職してきてすぐの人にそこまで求めません。

キャッチアップ期間を設けて、まずは新しい職場環境に慣れることを優先してほしいと考えますし、そうしないとそのあとの仕事で成果が出づらいことも分かっているからです。

なお、企業側がそういったことを考えて受け入れ準備を整えることを「オンボーディング」と言います。詳しくは以下の記事で紹介していますので、興味がある方はごらんください。

paiza.hatenablog.com

期待値のレベル感や内容を具体化してみる

とはいえ、転職先で「成果を出さなければ」という気持ちを持つことは大切です。

ただ漠然としたプレッシャーを感じたままではつらいので、自分は何を期待されているのかを把握するためにも大きな目標をブレイクダウンしてみることをおすすめします。

たとえば1週間単位で具体的な達成目標を掲げてみたり、日々「これができた」「これはできなかった」と振り返ったりしてそれを記録しておくのもよいでしょう。

スクラム開発であればスプリント単位での振り返りはあると思いますが、入社直後はもう少し細かい単位で見てみてください。このように目先の目標を明確化することで不安も解消されます。

思い切って相談してみる

作業をブレイクダウンして目先の目標を立てると書きましたが、それを転職してきた本人がおこなうのは大変です。

なぜかというと、その作業に対する成果を期待したり評価したりする側でないと決められない部分があるからです。

そこで先輩や上司(もしメンターがいれば一番相談しやすいと思いますが)にとにかく一度相談してみるのも手です。受け入れ側は「そんなことで悩んでいたのか…!」と驚くかもしれませんし、むしろ「言ってくれてよかった」思われるかもしれません。

私自身、前職ではOJTトレーナーやプロジェクトリーダーをしていて教えてもらう立場からは遠ざかっていたので、転職後に人に聞くというのはハードルが高く感じましたが、一度相談してみるとすごく気持ちが楽になりました。


対処法を3つお伝えしましたが、それでも受け入れる側に問題がある場合もゼロではありません。

もしどうしても転職後の環境がつらい、合わないということであれば、再転職を視野に入れてもよいでしょう。

ちなみにpaiza転職は、エンジニアの技術力を生かせることができ、きちんと評価する企業が探せるプラットフォームです。

プログラミングスキルチェックを受けてスコアが一定基準を超えれば、書類選考なしで必ず面接(もしくはカジュアル面談)に進むことができます。カジュアル面談は、ミスマッチを減らすために企業・応募者がお互いに自己紹介をする場と位置づけています。

paiza転職

まとめ

転職後の焦りや悩みについて、その原因と対処法を考えてきました。

アンケート調査も見てみましたが、転職後に悩みを抱える人は多く、「自分だけこんなにうまくいかないのだろうか…」と思わなくても大丈夫ということは分かっていただけたかと思います。

エンジニアは転職において売り手市場だと言われていても、転職というのはある程度の大変さは伴います。

慎重になりすぎる必要はありませんが、うまく新しい環境に適応し、本来の実力を発揮できる転職を実現させたいですよね。

以下の記事では、転職先選びに失敗しないためのチェックリストを公開しています。よければ参考にしてみてください。

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*1:調査期間:2020年3月20日~22日、調査対象:調査実施時点で、3ヶ月〜1年の間に転職した全国男女500名(20~49歳)

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