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エンジニアが転職先での「悪い意味で想像と違っていた」を防ぐにはどうすればよいか

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f:id:paiza:20140916135428p:plainこんにちは。谷口です。

転職後に「なんか転職前の想像と違ったな…」と思った経験はありませんか。

もちろん転職先の仕事内容や同僚、環境などについて100%把握した上で入社するのは難しいことです。しかし、せっかく転職するなら「これを知ってたら入社しなかったのに」「またすぐ転職したいかも…」というギャップは避けたいですよね。

先日キャリアバイブルで、転職経験者に聞いた「転職先に入社後、悪い意味で想像と違ったこと」が公開されました。今回はこれをもとに、エンジニアが転職先での「悪い意味で想像と違っていた」を防ぐにはどうしたらいいのか、考えてみます。

nexer.co.jp

転職活動中の方、転職してみたけど想像と違うことがあった…という方の参考になればと思います。

転職先で「悪い意味で想像と違っていたこと」とは?

まず、転職先で「悪い意味で想像と違ったこと」はあるかという質問に対しては、49.7%の人が「ある」と回答しました。転職経験者のうち、ほぼ半数の人が、悪い意味で想像と違っていた経験があるようです。

nexer.co.jp

では、具体的にどのような面で悪い意味で想像と違ったことがあったのかですが、最も多かったのが人間関係(24.2%)、次いで職場の雰囲気や環境(16.3%)、休日や勤務時間(15.8%)という結果でした。転職したことがある方は、ご自身の経験と比べてみていかがでしょうか。

仕事を辞めたい!と思った理由とは?

また、少し前に先日スタッフサービス・ホールディングスが公開した「仕事を辞めたい!と思った理由」の調査結果によると、全体結果(全世代合計)で 最も多かったのが人間関係(35.0%)、次いで給与(23.3%)、仕事量(21.8%)という結果でした。

digitalpr.jp

こちらもご自身の転職理由や転職のきっかけと比べてみて、いかがでしょうか。人間関係はどちらも1位です。少しおおげさに言うと「人間関係が理由で転職したのに、転職先でも人間関係で悩んでいる」という人が結構多いのかもしれません。

paiza転職はエンジニア向けのサービスですが、エンジニアという職種に絞っても、人間関係(同期や先輩との関係がうまくいかない)といったお悩みはよく耳にします。

転職後の悪い意味でのギャップを防ぐには

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繰り返しになりますが、せっかく転職するなら前職での不満がなるべく解消されるような企業に入社できたほうがよいですし、「これを知ってたら入社しなかったのに」「またすぐ転職したいかも…」と感じてしまうようなギャップは避けたいですよね。

「でも、入社する前にそんなのわからないでしょ」と思うかもしれませんが、見分けられるポイントはあります。

条件が違う場合はエージェントなどに相談する

例えば、求人募集をしている企業が、理由もなく求人記載額の最低ラインを下回る給与額での内定や採用をするのは違法行為となります。(「求人記載額を下回る額で採用する場合は、その理由を説明しなければならない」ということが法律で決まっています)またこの理由の説明においても、「求人の必須要件に対して○○言語の開発スキルとWebアプリケーションの開発経験が不足しているので、記載額よりもこれぐらい下回ります」などと、具体的に減額要因となっている不足スキル等を明示する必要があります。

そのため、paiza転職では求人記載額を下回る額で内定オファーを出そうとする企業には、必ず明確な減額理由を聞いていますし、理由がなければ企業側に「その額での内定オファーはできない」とお伝えします。もちろん、ほかにも入社後の条件が求人掲載内容明らかに条件が異なる場合はその旨を企業に問い合わせますので、ご相談ください。求人記載内容との明らかな相違は、入社後のギャップでは済まない企業側の過失です。

個人で応募をされている場合も、気をつけてご確認ください。

社員に直接質問できる機会を利用しまくる

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条件面などと違い、雰囲気や人間関係などは実際に中の人たちと接してみないとなかなかわからないものですよね。選考の段階でなるべく応募先のエンジニアの人たちと話してみて、チームの雰囲気を感じとってみるのがよいでしょう。最近はチームメンバーたちとランチをしてざっくばらんに話したりする機会を設けている企業もあります。ご時世的に対面でのランチなどはなかなか難しいですが、オンラインに切り替えた上で同じようなことを実施している企業が増えています。(paizaのエンジニアチームもやっています)

そういった機会がない場合は、「配属チームのエンジニアのみなさんとお話をしてみたい」と申し出てみましょう。paiza転職を経由しての応募であれば事務局がそのような機会を設けてくれるように掛け合いますし、ご自身で応募されている場合は直接掛け合っても失礼ではありません。(むしろ入社を意欲的に検討していることも伝わります)

直接チームのメンバーと話したり、例えば「ビジネス側のみなさんとはどのようにやりとりされているんですか」「普段はどんな流れでにお仕事されているんですか」といった質問をして情報収拾すると、その中で働くイメージもわいてくるはずです。

paiza転職では多くの掲載企業が、オンラインで受けられて、企業側からも事業内容や業務に関する説明が聞けるカジュアル面談を実施しています。カジュアル面談では、一方的に質問をされるだけの面接ではなく、仕事内容や将来的なキャリアパス、必要なスキルなどについて詳しく質問することもできますから、企業や求人の情報収集にも最適です。

カジュアル面談について詳しくはこちら

また、選考段階でエンジニアにとって合わない企業を見分けるためのポイントをこちらの記事でも解説しています。

paiza.hatenablog.com

前職での課題と次にかなえたいことを考えておく

「現職から逃げたい(≒転職できればどこでもいい)」で思考停止してしまうと、次に進みたい方向性や、どんな会社に入れば希望が叶うかまで考えが及んでいないため、結局転職先でも同じような問題にぶつかってしまう可能性があります。

多くの人は前職に不満や課題があって転職するわけですから、それが解消できるところに行かなければ意味がありません。

「でも人間関係とかはリセットできるじゃん」と思いますよね。たしかに、いったんはリセットできます。嫌な上司や同僚と接しなくて済むようになるのはそうなんですが、どこに行っても人と接することはあるでしょう。会社に所属するエンジニアは基本的にチーム開発が求められます。そのときに衝突をどう防ぐのか。チームで協力できるか。建設的に議論できるか。

転職にいくらかリセット的な要素はあれど、こういったことを考えておかないと、どこへ行っても同じことの繰り返しを招きます。

まとめ

転職におけるリスクを100%避けられる方法はありません。また、あえて大変な環境に身を置けば、そのぶん成長できるという可能性もあるでしょう。

ただ、転職先が悪い意味で想像と違っていたギャップを感じた人の中には、情報収拾して比較検討したり、よく考えたりせずに転職先を選んでしまって、結果後悔している人も一定数いるのだろうなと思います。望まぬギャップを避けるには、転職活動において上記のようなポイントを意識していただければと思います。

また、エンジニアが正しく評価されない・活躍できない企業に入社してしまうと、みなさんの貴重な時間とスキルがうまく生かされない状態になってしまいます。paiza転職では、そのような事態は絶対に避けて、スキルのあるエンジニアと、それを正しく評価してくれる企業を結びつけたいと考えています。

採用選考を受けていて、よくわからないことや聞きにくい質問、「これってどうなんだろう?」と思うことなどがありましたら、いつでもpaiza転職運営事務局にご相談ください。


paiza転職では多くの掲載企業が、リモートで受けられて、企業側からも事業内容や業務に関する説明が聞けるカジュアル面談を実施しています。「なるべく外出したくない」「まだ絶対に転職したいわけじゃないけど話を聞いてみたいな」という方でも転職活動を始めやすいかと思います。

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